「近大泉州高校(飛翔館)の民主化、不当解雇撤回、現職復帰、勝利判決をめざす。8・8夏の集会」(2009年8月8日、岸和田労働会館)に地域共闘の一環として、南大阪ブロックから、T執行委員を含む8名で参加しました。全体の参加人数は、約130名の集会でした。
現場の行動が必要
学校の職員、教員5名が不当に解雇され、裁判で闘っています。裁判が結審して判決を待つのみとなり、この間の経過や裁判での争点などを弁護団と当該組合員が報告して、新たな闘いをつくることが目的の集会です。 プログラムは、教職員組合連合からの挨拶で始まり、基調報告、弁護団報告と職場報告、卒業生や保護者からの激励トークです。 弁護団報告では、「不当に解雇された仲間を現職復帰させるためには、勝利判決だけでなく、現場や地域からの行動が必要である」との提起があり、全員で確認しました。
教育の場で不当労働行為が行われている
当初、「先生・学校という特殊な空間であり、畑違いの話なのかな?」と思っていたのですが、集会に参加して感じたのは、独裁者的な理事長や校長・教頭による言葉の暴力や不当労働行為・団交拒否という、普段から自分たちが身近に関わり、学んでいることと「一緒」ということでした。 学校という、人を教育していくべき所で当たり前のように労働者の権利を踏みにじり、不当労働行為がおこなわれている現実にショックを受けました。コンプライアンスを教え学ぶべきところでさえ、平然と行われているのです。
共闘の決意を新たに
最後に原告団の一人が決意表明の中で、「私たちは、ダメな教師と評価されました。しかし、平気で人を傷つける人たちに評価されたくありません。私たちの評価は、生徒がしてくれます」との発言がすごく印象に残りました。 この集会に参加して良かった。今後も私は、同じ労働者として、働く仲間として、共に闘っていく決意を新たにしました。 【通信/南大阪ブロック青年部長】
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