本年8月26日、12年という長期にわたるB社闘争が解決しました。分会が結成された経緯と、闘争勝利報告、この闘いを経て今後も京津ブロックの運動を前進させる原動力となるとの決意を表明してくれました。 B社は、当時の京都協組三役が労組対策と利益を吸い上げるために作った会社。 独裁的な労務支配の中で、働きやすい職場を目指してアルバイト従業員が労働組合に加入し2002年10月15日に分会結成を通知をしました。 しかし、B社は組合結成通知の受け取りを拒否。その日から組合員を一人ずつ監禁し恫喝で退職届に判を押させるなど不当労働行為を繰り返し、即日争議状態となりました。 また、組合員を含む労働者全員を解雇しました。 闘争の結果、組合員を日々雇用で13日補償し、1年後の正社員化を約束し半年間にわたる闘争は一旦収束。分会は職場復帰を果たしました。 その後、京都地区での組織強化・拡大を行い、ゼネストも辞さない覚悟で08春闘で正社員化の約束履行を求めた結果、5年の歳月を経て組合員は正社員となりました。 しかし、京都協組がB社の運営費をあえて貸し付けにし、債務超過に追い込んで企業閉鎖を企てていることが発覚。 また、2012年3月に京都協組の代理人が、労組側に債務超過を理由にした会社閉鎖を容認することを求め、拒否をすると争いになることを通告。 労組は即座に体制を取り、当該分会による24時間の分会事務所の監視行動と、同年4月10日からK生コン社に対するストライキ行動を展開。 また、協同組合加盟工場4社に対して時限ストライキを敢行しました。 同年6月3日、京都テルサにて「6・3権利侵害一掃京都集会」を開催。 集会には総勢260名の仲間が結集し、権利侵害一掃への大きな原動力となりました。 このような運動の結果、同年6月25日に開催された集団交渉で、B社を黒字体質に改善して健全な運営を行うか、B社に在籍する組合員の雇用責任を協同組合加盟各社が負うかの二者択一を求めるという形で労使が合意。 3ヵ月におよぶ行動を留保しました。 しかし、B社問題解決に向けた労使小委員会でも、京都協組は回答を持ち合わせておらず先送りに終始。 それを許さず度重なる行動を展開した結果、昨年10月29日に開催された集団交渉の中で、「B社在籍の組合員は、新会社へ移行し、3年後の協同輸送事業を確立する」という形で労使合意に至りました。 しかし、約束が一向に履行されないことから、本年2月末に協同組合加盟工場7社に対し、「B社問題の早急に解決が図れない場合は、3月から行動権を行使する」と申し入れ、3月5日から京都協組に対するストライキ行動を展開。 3月10日に開催された交渉で、5月末までに解決するという内容で労使合意しました。 しかし、6月になっても一向に解決の兆しが無かったため、6月2日より労使関係のある協同組合加盟工場5社にストライキ行動を再開。 3日よりK生コン社への行動を展開しました。 2週間の猶予期間を与え10日に行動を留保しましたが、解決の兆しが無かったため26日から京都協組に対するストライキ行動を展開。 3日間の行動の結果、労組と京都協組が協議し、近日中の解決に向けて最善を尽くすことが確認されたため、京都協組への行動を留保。 本年8月26日の完全解決に至りました。 このようにB社分会は、分会結成から12年間闘争の歴史を刻んできました。 京津ブロックの若返りと活性化を担ってきた分会でもあり、度重なる闘争の結果、京津ブロックの意識改革が進む原動力となりました。 当該分会は新会社へ移籍することになりますが、京都エリアでの協同輸送事業と生コン価格の値戻しを実現します。 それに向けブロックが一丸となって産業政策運動を展開し、さらなる影響力拡大を目指します。
本年8月26日、12年という長期にわたるB社闘争が解決しました。分会が結成された経緯と、闘争勝利報告、この闘いを経て今後も京津ブロックの運動を前進させる原動力となるとの決意を表明してくれました。
B社は、当時の京都協組三役が労組対策と利益を吸い上げるために作った会社。 独裁的な労務支配の中で、働きやすい職場を目指してアルバイト従業員が労働組合に加入し2002年10月15日に分会結成を通知をしました。 しかし、B社は組合結成通知の受け取りを拒否。その日から組合員を一人ずつ監禁し恫喝で退職届に判を押させるなど不当労働行為を繰り返し、即日争議状態となりました。 また、組合員を含む労働者全員を解雇しました。 闘争の結果、組合員を日々雇用で13日補償し、1年後の正社員化を約束し半年間にわたる闘争は一旦収束。分会は職場復帰を果たしました。 その後、京都地区での組織強化・拡大を行い、ゼネストも辞さない覚悟で08春闘で正社員化の約束履行を求めた結果、5年の歳月を経て組合員は正社員となりました。
しかし、京都協組がB社の運営費をあえて貸し付けにし、債務超過に追い込んで企業閉鎖を企てていることが発覚。 また、2012年3月に京都協組の代理人が、労組側に債務超過を理由にした会社閉鎖を容認することを求め、拒否をすると争いになることを通告。 労組は即座に体制を取り、当該分会による24時間の分会事務所の監視行動と、同年4月10日からK生コン社に対するストライキ行動を展開。 また、協同組合加盟工場4社に対して時限ストライキを敢行しました。 同年6月3日、京都テルサにて「6・3権利侵害一掃京都集会」を開催。 集会には総勢260名の仲間が結集し、権利侵害一掃への大きな原動力となりました。 このような運動の結果、同年6月25日に開催された集団交渉で、B社を黒字体質に改善して健全な運営を行うか、B社に在籍する組合員の雇用責任を協同組合加盟各社が負うかの二者択一を求めるという形で労使が合意。 3ヵ月におよぶ行動を留保しました。 しかし、B社問題解決に向けた労使小委員会でも、京都協組は回答を持ち合わせておらず先送りに終始。 それを許さず度重なる行動を展開した結果、昨年10月29日に開催された集団交渉の中で、「B社在籍の組合員は、新会社へ移行し、3年後の協同輸送事業を確立する」という形で労使合意に至りました。
しかし、約束が一向に履行されないことから、本年2月末に協同組合加盟工場7社に対し、「B社問題の早急に解決が図れない場合は、3月から行動権を行使する」と申し入れ、3月5日から京都協組に対するストライキ行動を展開。 3月10日に開催された交渉で、5月末までに解決するという内容で労使合意しました。 しかし、6月になっても一向に解決の兆しが無かったため、6月2日より労使関係のある協同組合加盟工場5社にストライキ行動を再開。 3日よりK生コン社への行動を展開しました。 2週間の猶予期間を与え10日に行動を留保しましたが、解決の兆しが無かったため26日から京都協組に対するストライキ行動を展開。 3日間の行動の結果、労組と京都協組が協議し、近日中の解決に向けて最善を尽くすことが確認されたため、京都協組への行動を留保。 本年8月26日の完全解決に至りました。
このようにB社分会は、分会結成から12年間闘争の歴史を刻んできました。 京津ブロックの若返りと活性化を担ってきた分会でもあり、度重なる闘争の結果、京津ブロックの意識改革が進む原動力となりました。 当該分会は新会社へ移籍することになりますが、京都エリアでの協同輸送事業と生コン価格の値戻しを実現します。 それに向けブロックが一丸となって産業政策運動を展開し、さらなる影響力拡大を目指します。
【 2012年「6・3権利侵害一掃京都集会」のようす】
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