9月20日~21日にかけて、奈良県で部落解放青年共闘合宿が行われ、関生支部からは3名が参加しました。 今回は部落問題とハンセン病について学びました。 今年は、ハンセン病についての事前学習会を行い、合宿での学習会とフィールドワークに臨みました。私自身「ハンセン病」という病名は知っていましたが、どんな病気なのかは、あまり知りませんでした。 ハンセン病は、らい菌という細菌によって引き起こされる慢性の細菌感染症です。 治療薬が開発される前に発病した人のなかには、皮膚や末梢神経が侵され、知覚麻痺、身体障害などが残っている人がいます。 現在では、治療薬も開発され日本にはハンセン病の方はいません。 発病しても薬を飲めば、長くても3日~2週間で治る病気です。 国は、元々極めて感染力の弱かったハンセン病をまるで恐ろしい感染病かのように情報を流し、89年間隔離政策を続行。発病した多くの人が、療養所で隔離されました。 国の間違った政策で地域では差別を受け、家族からも縁を切られ、ハンセン病が治っても家族の元に帰れない人が多くいます。
9月20日~21日にかけて、奈良県で部落解放青年共闘合宿が行われ、関生支部からは3名が参加しました。 今回は部落問題とハンセン病について学びました。
◆ 学習だけではなく交流の場を ◆ フィールドワークでは、奈良県東之阪地域を回りました。 隔離施設とされた療養所の一方で、ハンセン病者の救いの施設となった北山十八間戸について学びました。 当時この地域では、ハンセン病は感染病ではなく、前世で殺生に直接携わっていた人がなる病と考えられていたため、療養所と違い地域の人々からの支えがありました。 多くの人が、ハンセン病を理由に差別を受け、人として生きる術を奪われました。 2日目に行われたグループ討議では、学習だけで終わらせるのではなく、療養所の人と交流するなどの取り組みを考えていくことを確認し合いました。 今後も青年共闘に結集する仲間と交流を深めながら、反戦平和やあらゆる差別の撤廃に向け活動していきます。 【 通信 / 青年女性部 】 【 説明を受けるフィールドワーク参加者 】
◆ 学習だけではなく交流の場を ◆
フィールドワークでは、奈良県東之阪地域を回りました。 隔離施設とされた療養所の一方で、ハンセン病者の救いの施設となった北山十八間戸について学びました。 当時この地域では、ハンセン病は感染病ではなく、前世で殺生に直接携わっていた人がなる病と考えられていたため、療養所と違い地域の人々からの支えがありました。 多くの人が、ハンセン病を理由に差別を受け、人として生きる術を奪われました。 2日目に行われたグループ討議では、学習だけで終わらせるのではなく、療養所の人と交流するなどの取り組みを考えていくことを確認し合いました。 今後も青年共闘に結集する仲間と交流を深めながら、反戦平和やあらゆる差別の撤廃に向け活動していきます。 【 通信 / 青年女性部 】
全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部 〒550-0021 大阪市西区川口2-4-28 TEL06-6583-5546 FAX06-6582-6547 E-mail web@rentai-union.com 個人情報の取り扱いについて 及び プライバシーポリシー