★寝耳に水の出来事★
この日は協同会館アソシエで、今年度の新入組合員の歓迎会が開かれていた。東大阪ブロックからも多くの新入組合員の方が参加し有意義な時を過ごした。 少しアルコールも入り、帰宅の電車に気持ちよく揺られていると、携帯電話が鳴り出ると「会社の門に破産の張り紙がしてあり、大型のミキサー車が無く、さらに門の上に新たに有刺鉄線が張られている」と分会員から報告がありました。
会社の様相は一変していた。 リース契約中の小型2台のミキサー車を残して大型車両8台が無く、門前の鍵も変えられ、その上には有刺鉄線が張り巡らされて、門には張り紙がしてあった。 何が「ご理解を賜りたい」だ、一枚の紙切れで、労働組合を無視して一方的に破産申立を行い、労働者を解雇する。そんな行為が許されていいはずが無いし、許していいはずもない。 生コン支部・分会は、D生コン社の不当な破産申立と一方的な「破産」に対して闘争体制を確立し、闘争宣言を出した。 ★T商事ショックの煽り★
D生コン社は昨年末「T商事」破綻の影響を受け、2千万円の不良債権を抱えたと組合に報告していた。しかし、何とか自力で再建する見込みがついたとしていましたが実際にはこの時、7千5百万円の被害を受けていた事が今回判明した。 なぜ協組加盟社で出荷も月間3千リューベ以上あった会社が被害を受けるのか? 09年4月1日より協組はブロック対応金の廃止・限定販売の廃止などを行うと決議し関連労働組合と約束もしてる。 しかし、それ以後も実際には決議を履行せずにいる。 また、現在協組は労働組合を敵視しセメントメーカー主導の業界運営を画策している。生コン業界も多くが、中小零細企業が主体で、セメントメーカー主導の政策では中小零細企業は疲弊するばかりである。 一昨年の値上げの履行と業界対策を労使が強調して行っていたならばD生コンやその他の破綻も防げた。 これ以上私たちのような人たちがを増やさない為にも業界再建に向けて中小零細企業が労働者と共に存在できる「産業政策闘争」の推進を行っていく必要がある。 ★粘り強く闘い抜く★ 分会員一同工場再開に向けて最後まで粘り強く闘う決意です。今後とも皆様方のご支援よろしくお願い致します。 D生コン分会
(くさり5月号より)
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