家族と仲間の絆を深めあい
春爛漫の４月25日、恒例の『ＲＥＮＴＡＩＦＥＳＴＡ２０１０』が万博公園お祭り広場で盛大に開かれ、大勢の仲間、そして家族や友人、市民が賑やかに交流。組合員は関西地区の生コン春闘の勝利を願い、組織と運動の新たな発展を誓い合った。ＦＥＳＴＡは実行委員会主催のもと多数の協力団体が参加、セメント・生コン・圧送関連業界と労働組合が協賛。吹田市・ラジオ関西・北の湖部屋関西後援会・尾上部屋関西後援会・(財)日本ユニセフ協会大阪支部・社会福祉法人兵庫盲導犬協会・(財)大阪交通災害遺族会が後援。「ＤＲＥＡＭ つたえよう～未来を生きるきみたちへ～」をテーマに、平和と明るい未来への願いを込めて春空に大きな歓声を響かせた。

青空に響く笑顔と歓声
青年部による勇壮な関生太鼓の響きと共に開演したＦＥＳＴＡは、各界から多彩な来賓の代表が列席するもとで第１部の式典を進行。

主催者を代表して挨拶にたった武建一関西地区生コン支部執行委員長は、「今春闘は大企業中心の産業構造を変革する大きなチャンスである。中小企業と労働者が一丸となって立ち向かい、引き続き果敢に運動に取り組む。普天間基地移設問題については、根本問題である日米安保を一旦破棄して、対等・平等・互恵の精神で条約を結び直すべき。３月30日に新聞広告掲載を目指す記者会見を国会内で行ったが、我々は基地移設ではなく、あくまでも基地撤去を求める姿勢だ。社会変革を目指す運動が大きな盛り上がりを見せている今こそ、春闘を勝利に導いて関西から産業構造の変革を発信したい。今日のＦＥＳＴＡを新たな闘いの出発点と位置づけて、仲間と家族の英気を養って欲しい」と呼びかけた。

ベトナムからドクさん達が来日
壇上にご列席頂いた20人の来賓は、次々と連帯と激励のメッセージを披露。「業界は大変な時期。春闘はまだ決着していないが産業政策運動は連帯労組を軸とし、我が産労も協力して運動を展開する（岡本幹郎・生コン産業労働組合書記長）」。
そして、ベトナムからNPO・MOAの招請で来日している平和村ツーヅー病院のドクターら３人と、昨年双子の赤ちゃんが産まれたグエン・ドクさんが挨拶。それぞれ、日越友好の架け橋として日本への感謝の気持ちと世界平和を訴えた。会場ではドクさんを描いたスポーツタオルやクリアファイルの販売ブースも設置。（NPO・MOA関連記事「ベトナム枯れ葉剤被害を知る集い～グエン・ドクさんを迎えて」）
各界来賓に挨拶を頂き第１部の式典は終了。引き続き第２部に移った。

→ ２０１０ＲＥＮＴＡＩＦＥＳＴＡチラシ（ＰＤＦ)