尼崎市で生コン工場を経営する㈱H組が２月２０日に事業停止。即座に労働組合が職場を占拠し、２４時間の監視闘争に入りました。

会社には連帯労組と全港湾の組合員が在籍。

１９９４年のK協同組合の発足時には会社はアウト企業として大同団結の疎外要因をつくり、長期争議となりました。

この闘いで労働組合が勝利して協組加盟させたことにより、当時多数のアウト企業を協組加盟に導きました。

H闘争以降、会社は労働組合と話し合いで問題解決を図る姿勢をみせていました。

ところが、会社は本年２月１９日の作業終了後に全従業員を事務所に集合させ、H社長と弁護士が突然の解雇通告を行いました。

この通告後すぐに北Ａブロックの仲間が会社に駆けつけ、全港湾の組合員とともに会社を占拠し、現在に至っています。

この行動により会社再建の道筋ができつつあり、この闘いは労働組合側の勝利に向かって進んでいます。

労働者が労働組合に結集して闘えば、誇ることのできる大きな成果を獲得できます。そのことに確信を深めましょう。

（くさり４月号より）