2014年12月23日、近畿一円から150台のミキサー車、バラ車、ポンプ車が集結し生コン産業政策協議会主催の「セメント輸送・生コン業界の再建をめざし、不良生コンの一掃と建造物の品質確保、建設現場のコンプライアンスの徹底」を求めるトラックパレードが滋賀県東近江市で行われた。 労組側からは、生コン産労・全港湾・連帯労組・圧送労組、経営者側からは大阪兵庫生コン経営者会、輸送協、湖東生コンクリート協同組合が参加しそれぞれアピールを行った。 滋賀地域の建設需要は年々落ちこみ、適正価格での受注ができない状況が続いている。 そのため建設労働者の賃下げ、下請け・資材納入業者である圧送業者、生コン業者もダンピングが進み、多くの圧送業者、生コン工場が廃業に追い込まれた。 湖東地域の生コン業者は事態を打開するため協同組合を設立し、2013年4月より適正価格収受を求めている。 しかし、建設価格の低迷から建設会社はコスト削減をするため、協組員外社からの購入、現場内のコンプライアンスに対するコスト削減が横行している。 大阪では原価を大きく割る物件も出現していて、深刻な状況である。 「適正価格の収受」は業界・労働組合、共通の課題であり、強いて言えば消費者にも大きな影響を及すことになる。 労働組合は今後も「適正価格の収受」「建設現場におけるコンプライアンス違反の一掃」運動を近畿一円に推し進めていかなければならない。 また、競争ではなく共生・協同の社会・産業を構築していく先駆けとなれるよう運動を進めていく。 (くさり2月号より)
2014年12月23日、近畿一円から150台のミキサー車、バラ車、ポンプ車が集結し生コン産業政策協議会主催の「セメント輸送・生コン業界の再建をめざし、不良生コンの一掃と建造物の品質確保、建設現場のコンプライアンスの徹底」を求めるトラックパレードが滋賀県東近江市で行われた。
労組側からは、生コン産労・全港湾・連帯労組・圧送労組、経営者側からは大阪兵庫生コン経営者会、輸送協、湖東生コンクリート協同組合が参加しそれぞれアピールを行った。 滋賀地域の建設需要は年々落ちこみ、適正価格での受注ができない状況が続いている。 そのため建設労働者の賃下げ、下請け・資材納入業者である圧送業者、生コン業者もダンピングが進み、多くの圧送業者、生コン工場が廃業に追い込まれた。 湖東地域の生コン業者は事態を打開するため協同組合を設立し、2013年4月より適正価格収受を求めている。 しかし、建設価格の低迷から建設会社はコスト削減をするため、協組員外社からの購入、現場内のコンプライアンスに対するコスト削減が横行している。 大阪では原価を大きく割る物件も出現していて、深刻な状況である。 「適正価格の収受」は業界・労働組合、共通の課題であり、強いて言えば消費者にも大きな影響を及すことになる。 労働組合は今後も「適正価格の収受」「建設現場におけるコンプライアンス違反の一掃」運動を近畿一円に推し進めていかなければならない。 また、競争ではなく共生・協同の社会・産業を構築していく先駆けとなれるよう運動を進めていく。
労組側からは、生コン産労・全港湾・連帯労組・圧送労組、経営者側からは大阪兵庫生コン経営者会、輸送協、湖東生コンクリート協同組合が参加しそれぞれアピールを行った。 滋賀地域の建設需要は年々落ちこみ、適正価格での受注ができない状況が続いている。 そのため建設労働者の賃下げ、下請け・資材納入業者である圧送業者、生コン業者もダンピングが進み、多くの圧送業者、生コン工場が廃業に追い込まれた。
湖東地域の生コン業者は事態を打開するため協同組合を設立し、2013年4月より適正価格収受を求めている。 しかし、建設価格の低迷から建設会社はコスト削減をするため、協組員外社からの購入、現場内のコンプライアンスに対するコスト削減が横行している。
大阪では原価を大きく割る物件も出現していて、深刻な状況である。 「適正価格の収受」は業界・労働組合、共通の課題であり、強いて言えば消費者にも大きな影響を及すことになる。 労働組合は今後も「適正価格の収受」「建設現場におけるコンプライアンス違反の一掃」運動を近畿一円に推し進めていかなければならない。 また、競争ではなく共生・協同の社会・産業を構築していく先駆けとなれるよう運動を進めていく。
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