2014年3月5日から、K協同組合に加盟する5工場に対してストライキ行動を展開しました。このストライキにより、昨年合意された約束事項が履行されることとなりました。 ◆ 協組内5工場で大衆行動展開! ◆ 昨年10月29日、協同会館アソシエでK集団交渉が開催されました。 交渉の中で、「B社分会の組合員をT社に移行させて、労使の小委員会をもって3年後には協同輸送事業を確立する」という形でB社争議は年内に解決することが確認されました。 しかし、実際には年内に解決される事はなく、その後もK協同組合加盟工場各社に早期解決するように申し入れを行いましたが、その対応は、B社問題を真剣に受け止めているとは到底思えないものでした。 そこで、約束事項を履行せずに放置しているK協同組合の姿勢を不当労働行為であると判断し、今回のストライキ行動に至りました。 その結果、昨年10月29日のK集団交渉での約束事項を上回る条件での履行が確認されたため、3月10日に約一週間に亘ったストライキを解除しました。 今回の行動で、約束事項を履行させるためには「行動なくして成果なし」であるという事を組織内外に強く示せたと思います。 また、交渉での約束事項を机上の空論にしてしまうのか否かは、自分たちがどれだけ組織や運動に確信を持って日々の就労や組合活動に取り組んでいるかにかかっています。 3月25日のK集団交渉でB社問題が解決した ◆ 昨年から続いていた紛争がようやく決着 ◆ その後、3月25日に協同会館アソシエでK集団交渉が開催されました。 その中で、協定に対する履行責任は、調印した4社だけではなくK協同組合にあることが再確認されました。これで、5月1日からベB社分会の仲間はT社に移行することになります。 昨年から続いてきたB社問題についての紛争はようやく解決することとなりました。 今後は、政策協定を柱に、3年間で協同輸送事業を確立するために労使が共に努力する必要があります。 また、業界安定に向けて労使が政策課題の実現に力を注がなければなりません。 今後も、約束不履行には厳しい姿勢で対応します。約束を責任を持って着実に履行することによって初めて労使の信頼関係が生まれるからです。 ◆ ストライキの勢いで春闘勝利を ◆ 引き続き、春闘の交渉がスタート。 労側は経営側の春闘に対する基本的な考え方や工程表について追求しました。 経営側代表は、「業界を再建させた中で要求を前進させる以外方法はない。今回約束を履行できなかったことについて力の無さを感じている」と発言。 それに対し、労側は「協同組合は、1社の努力だけでは対応できない危機を、共同の力によって解決するためにあり、精神的なよりどころでもある。今は協同組合に結集しているものの組織性や共同の力が弱い。K協組には正しい総括が必要。また、賃上げや労働条件向上するには生コンの適正価格収受が不可欠だ。しかし、努力もせずに状況が悪いから要求に応えられないというだけでは説得力がない」と発言しました。 経営側が工程表を出すために日にちが欲しいと言ったため、次回の集団交渉を15日に設定。その日までに業界再建・値戻し・春闘問題・共同輸送を含めた政策課題実現の工程表を作成する事が約束されました。 最後に、「この間開催されていない理事会を早急にすべき。また、不当労働行為である協定不履行・労使慣行無視は一切認めない」との2点を労側が通告し、集団交渉は終了しました。
2014年3月5日から、K協同組合に加盟する5工場に対してストライキ行動を展開しました。このストライキにより、昨年合意された約束事項が履行されることとなりました。
◆ 協組内5工場で大衆行動展開! ◆
昨年10月29日、協同会館アソシエでK集団交渉が開催されました。 交渉の中で、「B社分会の組合員をT社に移行させて、労使の小委員会をもって3年後には協同輸送事業を確立する」という形でB社争議は年内に解決することが確認されました。 しかし、実際には年内に解決される事はなく、その後もK協同組合加盟工場各社に早期解決するように申し入れを行いましたが、その対応は、B社問題を真剣に受け止めているとは到底思えないものでした。 そこで、約束事項を履行せずに放置しているK協同組合の姿勢を不当労働行為であると判断し、今回のストライキ行動に至りました。 その結果、昨年10月29日のK集団交渉での約束事項を上回る条件での履行が確認されたため、3月10日に約一週間に亘ったストライキを解除しました。 今回の行動で、約束事項を履行させるためには「行動なくして成果なし」であるという事を組織内外に強く示せたと思います。 また、交渉での約束事項を机上の空論にしてしまうのか否かは、自分たちがどれだけ組織や運動に確信を持って日々の就労や組合活動に取り組んでいるかにかかっています。
◆ 昨年から続いていた紛争がようやく決着 ◆
その後、3月25日に協同会館アソシエでK集団交渉が開催されました。 その中で、協定に対する履行責任は、調印した4社だけではなくK協同組合にあることが再確認されました。これで、5月1日からベB社分会の仲間はT社に移行することになります。 昨年から続いてきたB社問題についての紛争はようやく解決することとなりました。 今後は、政策協定を柱に、3年間で協同輸送事業を確立するために労使が共に努力する必要があります。 また、業界安定に向けて労使が政策課題の実現に力を注がなければなりません。 今後も、約束不履行には厳しい姿勢で対応します。約束を責任を持って着実に履行することによって初めて労使の信頼関係が生まれるからです。 ◆ ストライキの勢いで春闘勝利を ◆ 引き続き、春闘の交渉がスタート。 労側は経営側の春闘に対する基本的な考え方や工程表について追求しました。 経営側代表は、「業界を再建させた中で要求を前進させる以外方法はない。今回約束を履行できなかったことについて力の無さを感じている」と発言。 それに対し、労側は「協同組合は、1社の努力だけでは対応できない危機を、共同の力によって解決するためにあり、精神的なよりどころでもある。今は協同組合に結集しているものの組織性や共同の力が弱い。K協組には正しい総括が必要。また、賃上げや労働条件向上するには生コンの適正価格収受が不可欠だ。しかし、努力もせずに状況が悪いから要求に応えられないというだけでは説得力がない」と発言しました。 経営側が工程表を出すために日にちが欲しいと言ったため、次回の集団交渉を15日に設定。その日までに業界再建・値戻し・春闘問題・共同輸送を含めた政策課題実現の工程表を作成する事が約束されました。 最後に、「この間開催されていない理事会を早急にすべき。また、不当労働行為である協定不履行・労使慣行無視は一切認めない」との2点を労側が通告し、集団交渉は終了しました。
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