◆　弱い立場にある労働者の視点で　◆

２０１１年８月に９名で組合結成して以降、Ｏグループで次々と職場内での組織拡大が進んでいます。
　
今回組合に加入した仲間たちは「私たちは業者でも奴隷でもない。労働者だ！」と訴えています。

彼らの要求は、最低限の職場環境を求めた当たり前のもの。
要求実現に向けて、組合員の団結力は強固です。

しかし、分会結成から２年が経過した今も要求を勝ち取れていません。そんな状況の中でも組合員の意識は非常に高く、敵の弱点は組織拡大であるとして職場内の組織拡大活動を旺盛に行っています。

その原動力は、自らの要求前進よりも職場内で一番弱い立場の労働者の視点に立って物事を考える所にあります。


　 ◆　成果分かち合う高い仲間意識で　◆

今回、新しい仲間も含めた組合員数名の残業手当を会社に支払わせることができました。

職場集会ではその成果を分会で分かち合うことを決議。

最も高い仲間意識で活動できているのが、このＯグループ分会であり、他の組合員たちにいい影響を与えています。

分会員一人一人が、職場内のみならず他企業への組織活動を展開しており、まさに労働組合の鏡とも言える分会へと成長しています。

労働基準法順守や産業政策運動を前進させるために、今後Ｏグループ分会の闘いを注目していかなくてはなりません。

【次々と組織拡大が進み、組合員は１４人に！】