本年１月15日、「第11回近畿圧送労使セミナー」が協同会館アソシエにて開催されました。 近畿一円より圧送・生コン関係の労使が集まり講演を受けました。
パワーポイントを使って 講演を行う中村成春講師

今回のセミナーでは、初めに中村成春氏（大阪工業大学准教授）が「生コンクリート産業の発達と最近のレディーミクストコンクリート」をテーマに、生コン産業の歴史を振り返り、近代技術の発展と照らし合わせた講演をしました。

その後、関生支部武建一執行委員長が「今日の情勢と今後の展望」について講義しました。労働組合によるチェック＆バランス機能があることにより産業は発展し、関西において長い歴史の中でも近圧協組が一番評価されていると発言。

中小企業の経営安定とそこで働く労働者の社会的地位の向上を獲得するには、一部の特権階級からの収奪に負けない仕組みをつくることが最重要課題であると述べ、参加者は熱心に耳を傾けていました。