11月29日、協同会館アソシエでグリーンコンクリート研究センターの講演会が開催されました。 講演会は、同センターの技術顧問である玉井元治先生が講師を務め、「ポーラスコンクリートを用いた海洋環境の創造」をテーマに進められました。 玉井元治技術顧問 グリーンコンクリート研究センター第2回講演会 ポーラスコンクリートは、普通のコンクリートとは異なり、内部に連続した空隙があります。そこに植物の根が張って緑化し、植物がCO2を吸収して地球温暖化対策になります。 また、微生物や原生動物、甲殻類などの棲息空間となり、藻類が着生すれば藻場にもなります。バクテリア類を棲息させると浄化作用をもたらすことも明らかになっています。 講演会の最後、武委員長は「日本はこれまで、米国の要請によりガソリン精製の際に出る副産物(アスファルト)を道路舗装に使ってきた。今後、円安でアスファルト価格の高騰が見込まれており、有用性や経済性を考えてもコンクリート舗装に転換すべき。しかし、日本では新しい良い製品があっても既得権益・癒着構造ですぐには変わらない。これ程有用性のある製品は、必ず既得権益を乗り越えて社会に認められるはず。需要が増えれば労働者に還元される」と語り、まとめとしました。
グリーンコンクリート研究センター第2回講演会 ポーラスコンクリートは、普通のコンクリートとは異なり、内部に連続した空隙があります。そこに植物の根が張って緑化し、植物がCO2を吸収して地球温暖化対策になります。 また、微生物や原生動物、甲殻類などの棲息空間となり、藻類が着生すれば藻場にもなります。バクテリア類を棲息させると浄化作用をもたらすことも明らかになっています。
講演会の最後、武委員長は「日本はこれまで、米国の要請によりガソリン精製の際に出る副産物(アスファルト)を道路舗装に使ってきた。今後、円安でアスファルト価格の高騰が見込まれており、有用性や経済性を考えてもコンクリート舗装に転換すべき。しかし、日本では新しい良い製品があっても既得権益・癒着構造ですぐには変わらない。これ程有用性のある製品は、必ず既得権益を乗り越えて社会に認められるはず。需要が増えれば労働者に還元される」と語り、まとめとしました。
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