11月20日東京御茶の水「連合会館(旧総評会館)」で『関西生コン産業60年の歩み』出版記念パーティーと『オルタナティヴとしての協同組合運動』シンポジウムが開催。 主催者を代表して下山保共同センター東京代表が挨拶。 次に武建一中小企業総合研究所代表理事が出版の報告と「競争型社会から共生・共同型社会、公平・平等を求める大流を創る運動が全国的に広がっている」と挨拶を行った。 ◆ 新しい力は政治を変えられる ◆ シンポジウムは、上原公子氏(元国立市長)の進行で、若森資朗氏(パルシステム生協連合会理事長)川崎吉己氏(おきたま農協経営役員・置賜百姓交流会世話人)加藤好一氏(生活クラブ生協連合会会長)田嶋康利氏(日本労働者協同組合連合会事務局長)丸山茂樹氏(参加型システム研究所客員研究員)をパネラーに迎えて行われた。 そこでは、「経営者と労働者が協同することで大きな力を生み出した関西の生コン産業での運動が、〝次の時代に何をするか〟の一つの方向を示している」、「協同組合は自らの利益を求める企業の結合体だが、色々組み合わせて動き出す内に新しい力が生まれる。それは政治を変える力にもなる」など、活発な討論が展開された。
(くさり11月号より)
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