6月10日からの4日間、韓国からキム・ナグク釜山蔚山慶南本部長、チョン・ヨングン釜山建設機械支部ポンプカー支部会長、チョン・ヨンボム忠北建設機械支部セジョン生コン分会長、ヒョン・ソクホ組織争議室長の現場で闘う幹部たち4名が来日した。
中央本部の日韓共同闘争委員会の取組みも10年目。 歴史を積み上げ、役割分担や目的意識が明確になり、闘争現場を訪れて励まし合うことの大切さを実感している。 訪日団は、10日に関東の生コン工場を訪れた後、中央本部事務所で昨年末の生コンストライキ闘争の勝利報告や蔚山建設支部のゼネストを報告。 11日には大阪に移動し、生コン会館で大阪の仲間と意見交換。 関生支部高副委員長からは、生コン業界再建を目指した大阪のゼネストと05年からの刑事弾圧、さらに長期に渡る三つの闘争報告があった。 12日は、近圧労組の紹介でポンプ打設現場を見学。 訪日団からは、現場労働者の条件や環境に関する質問が出た。 整理整頓され、安全衛生にも配慮された日本の建設現場に感心の声があがり「韓国でも見習い、労働安全衛生を運動で実行させるべきだ」との意見が出た。 日本側からは「多くの労働者の犠牲により労働環境が改善され、労働運動によって安全が確保されている」と伝えられた。
13日の武委員長との懇談会では、労働者という身分に生きがいを感じ、幼い労働者のために自らを燃やしたチョン・テイル氏の精神とパク・チャンヒョン氏の「労働者と哲学」に対する思いが語られ、内外の情勢報告があった。 午後からは、22年の長期争議であった南労会勝利報告集会に参加し、4名が激励挨拶を行った。 韓国では、軍事政権で労働運動が認められていなかった過去、地下運動として、弾圧下の激しい闘争はあったが、南労会のように22年も公に闘っている職場はないようで韓国の仲間からねぎらいの言葉が贈られた。
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