現在、闘争しているＳ生コン会社で、傭車の運転手として働いていたＯさんが公然化しました。

組合加入のきっかけとなったのは、会社が今年３月に一方的な破産申請を行い、企業閉鎖を強行したことです。

Ｏさんは、破産に伴い売り上げの一部が回収不能となったため、生活の不安を感じて生コン支部に加入。

傭車業は、労働債権とは異なり一般債権となるため、売り上げ回収が困難です。

そこで、協同組合に対して「奈良協組加盟社のＳ生コン社で30数年間輸送業に従事してきた貢献度も含め、Ｏさんを一労働者の観点に立った対応をして欲しい」と問題解決に取り組んでいます。

この様な迅速な対応にＯさんは、「非常に心強いです」と生コン支部に対する期待感を高めています。