一昨年12月のTグループの倒産によって、連鎖的に生コン工場と生コン輸送会社や販売店などが倒産を余儀なくされ、煽りをうけたF生コン(大阪・神戸)も倒産したが、本年4月12日に再稼働することができた。
Tグループ倒産の原因は、同社の放漫経営もあるが、セメント直営企業が中小企業になりすまし協同組合に参入し、協組を乗っ取り、セメントの拡販や生コン価格の値下げを繰り返したことが最大の原因である。 私たちは、このような中小企業を踏み台にしたセメントメーカー主導の協同組合運営を止めさせ、中小企業主体の協組運営を緊急課題として取り組んできた。 連帯労組は、『会社は潰れても雇用は守れる』を合い言葉に、これまで幾つもの倒産・廃業を経験し、自主管理・雇用確保の実績を作り上げてきた。 歴史的教訓から学び、何も恐れず闘うことにより、今回、F生コンはP生コンクリートとして再稼働することとなった。
私たちK分会は支部方針の下、一致団結し工場再建に向け、倒産した日より24時間体制で工場の泊まり込みを敢行しました。 民事再生申請までの5ヵ月間に亘り分会全員で工場を守り抜きました。 そして、4月12日、社名を変更して、倒産から1年5ヵ月ぶりに工場が稼働しました。
生コン支部の運動に確信を持ち、頑張った結果が工場の再稼働につながったのです。 今後も、業界再建に向け分会一丸となって頑張ります。仲間のみなさん、ご支援・ご協力ありがとうございました。 【K分会一同】
▲TOPへ →HOMEへ
全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部 〒550-0021 大阪市西区川口2-4-28 TEL06-6583-5546 FAX06-6582-6547 E-mail web@rentai-union.com 個人情報の取り扱いについて 及び プライバシーポリシー