2月24日、養父市八鹿町にある養父市役所前の河川敷にて「N闘争決起集会」が行われた。前日から降り続いた雪にもかかわらず近畿各地から110余名の仲間が集結。集会後のデモ行進では、降りしきる雪にも負けず、シュプレヒコールが響き渡った。
◆ 不当労働行為に電撃的な反撃を ◆ 集会は、中原副委員長の挨拶で始まった。 中原副委員長は、N闘争の経過報告後、「生コン会社の社長には2種類のタイプが存在する。ひとつは、典型的なサラリーマン型。もうひとつは、オーナー型と言われるN社社長のような独裁的なタイプだ。 企業として社会的責任を果たすという気持ちは微塵もない。だから現在でも『生コン屋』と呼ばれ、産業としても認められていない。その典型がN社の社長である。 特徴のひとつは不当労働行為を繰り返していること。また、コンプライアンスを重視する意識がないし、現在はアウト業者として業界を乱している」と、生コン企業の悪質な経営者の問題について言及した。 続いて行われた柳副委員長が挨拶され、「裁判闘争では勝利しているが職場復帰できていないし就労権の確保もできていない。
きちんと職場に戻ることが大事。そして、N社の問題はこの地域だけの問題だけではなく、適正な生コン価格の実現、運賃の確保など多岐にわたっている。業界の社会的地位が下がっているのを、今春闘で押し上げていこう」と、力強く呼びかけた。 その後、婦人クラブあさがおの会長や集会にかけつけた各ブロックから激励の挨拶を受けて、最後にN分会・分会長の「団結ガンバロー」で集会が締めくくられた。 ◆ 雪をも溶かす程 熱い仲間の激励 ◆ 集会の後、雪が降る中110余名によるデモ行進が始まった。隊列の前後には宣伝カーが付き、大きなシュプレヒコールの声が養父市八鹿町内に響き渡った。 約40分のデモ行進を30年ぶりの寒波の中で行い、雪を溶かすような熱い仲間の声が、分会や地域の仲間の励ましになった。 この決起集会が大成功に終われたのも遠隔地より参加して頂いた多くの仲間のみなさんのおかげです。本当に有難うございました。
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