５月９日、尼崎市にある I 生コンクリート株式会社で T さんが組合に加入し、公然化を行いました。　

T さんは、I 生コンで30年近くも生コンの輸送の仕事に従事しています。　

仕事を始めた当初は、会社従業員として生コン輸送を行っていましたが、会社の指示により、自分自身で白ナンバーの５トンミキサー車を購入する償却制の運転手に身分変更させられ、約10年前には会社の指導と紹介でミキサー車を青ナンバーに切り替えて生コン輸送を行っていました。

　★　会社の勝手都合決して許せない　★

しかし、会社は今年４月になり、一方的に仕事を干し挙げ、どうして仕事をくれないのか尋ねると「会社の紹介先が問題を起こしたので、あなたとの輸送契約を解除します」と通告してきました。

T さんは「私は I 生コン社の指導で今まで生コン輸送を行ってきました。今まで会社に対して何度も抗議を行ってきましたが、会社は抗議を聞き入れてくれませんでした。このことに怒りを感じ、以前から声をかけてくれていた北Ａブロック組合員に相談し、加入を決意しました」と話してくれました。


さらに「労働組合について、今はまだ分からないことが多いですが、労働者を利用して簡単に切り捨てる会社を許すことはできない。組合に加入して会社の考えを改めさせなくてはならない」と決意を述べています