◆ 2工場が倒産製造も組織化 ◆ T商事倒産の煽りを受け12月5日、大阪と神戸のF社両工場が事実上の倒産状態に陥った。 組合は即日、両工場の就労権と生活確保のため、当該分会を中心にブロックで体制を組み泊まり込み占拠に突入した。 同時に、F社両工場で働く製造労働者にオルグを開始。 K工場で1名、T工場で2名の仲間が解雇の撤回と工場の再建に向けて組合加盟。 同年12月19日両工場に3名の仲間の組合結成を行い、自らの生活圏確保のため自主再建の道を選択した。 その後、製造組合員は現場での誘導作業で生計を立て、専属輸送であるK運輸の組合員はKグループ内での応援輸送として早朝から工場を出発し就労するなど泊まり込み闘争とセットで継続。 2012年2月には、再稼働に向けた試験練り作業を両工場で行い、間もなく出荷という所まできた。 しかし、3月に入りF社から民事再生で企業再建したいので、組合に協力をして欲しいと申し出があった。 組合側からは、一連の倒産劇について謝罪と製造・輸送一本化の団結体の確保が必要条件と提示し、その確認ができたので再稼働を最優先とし、両工場の民事再生に組合として協力していくことになった。
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