毎年秋に日本を訪れる民主労組全北本部の代表団7名(男4名・女3名)が、9月19日午前、ユニオン会館で近畿地本、生コン支部、トラック支部の代表と懇談した。
懇談の中で、建設労組も20万人組織建設を目指していること。全北には2つの支部があり、現在は大工や鉄筋工の組織化に取り組んでいると報告があった。 一方、昨年7月に複数労組制が認められて以降、会社側が未加入の労働者を組織して御用労組を育成し、これまで団交権を持っていた民主労総を孤立化させ団交権を奪おうと必死に行ってきている。 民主労総は、これに対抗するため過半数の組織化をめざして闘っていると報告があった。 ビジョン大学では、大学当局が複数労組制を悪用して民主労総との交渉を拒否、数次にわたる抗議行動を行い裁判所が民主労総に交渉権があると仮処分決定したが、未だに当局側は交渉を拒否している。 このように複数労組制の問題点を明らかにした。 連帯ユニオン側からは、セメント・ゼネコンによる大企業支配に対して、中小企業の生コン会社と労働者が団結して立ち向かい、生コン価格の引き下げを阻止して適正価格の収受を進めて業界再建に取り組んでいることや、東日本大震災でボランティアを派遣して仮設住宅の住民支援を行っていることなどを報告した。 約2時間の交流・懇談のあと、最後に毎年ユニオン会館に宿泊していることに全北本部から感謝のあいさつをうけ終了した。
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