7月3日、アソシエ職員組合及び婦人クラブあさがお・生コン支部女性部共催による学習会「橋下市政の欺瞞と真実」が開催された。女性部事務局の他、ブロック青年・女性部員、アソシエ職員組合から計23名が参加し、熱心に耳を傾けました。
◆ 府民に吹き込んだ財政難の真相 ◆ 講師は、前自治労府職委員長として府知事時代の橋下を相手に労使交渉を経験。公務員バッシングの嵐が吹き荒れるなか、自治体労働者の雇用と生活を守る闘いの最前線に立ってこられました。 学習会の中では、橋下がマスコミを動員して府民に吹き込んだ財政難の真相や、公務員攻撃の裏で様々な公的施設の廃止・統合などが進められている実態を暴露。 すなわち、大阪府の財政赤字の原因は、不景気により税収が大きく落ち込んだこと、また、空港など大型物件に使う費用を数年かけて負担し、年度ごとに借金を繰り返して費用を捻出してきた慣行が、単年度では巨額の赤字を抱えているように見えるからです。 橋下が「異常」と騒ぎ立てた府の借金は、全国的な税収の落ち込みと、平常どおりに行われてきた財政運営の一側面をとりあげたにすぎないのです。 ◆ 公務労働者に執拗なまでの攻撃 ◆ 一方で、職員の人件費大幅削減、福利厚生補助金ゼロ、サービス残業当たり前など公務労働者に対して執拗に攻撃。 公務労働者と市民の敵対関係を大々的に煽りながら、その影で広範囲にわたって府民向け補助金を削りました。 例えば、乳幼児医療費は府が補助金を打ち切りましたが、現在は市が補っているので、多くの府民は府の補助金削減の事実を実感していないそうです。 ◆ 報道操作されず相手を見極める ◆ 府民サービス削減は、特に高齢者、障がいを持つ人、女性、子どもといった社会的弱者や低所得層を直撃します。 御用マスコミに惑わされずに闘う相手を見極め、官民が距離を縮めることが必要です。
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