現在、生コン支部内で組織されている一般業種分会は約80分会で、200名超の組合員が結集している。 職種も委託清掃や産業廃棄物処理運搬の職場をはじめ、一般事務、派遣、医療、外食産業と多種多様だ。これら職種、職場毎に異なる要求に対応するため、昨年より一般業種を対象にした交渉団を各ブロックで結成し、団体交渉とオルグ活動を並行して行い一定の成果をあげてきた。 準備会の冒頭、担当常任の高副委員長が課題として少人数分会への連絡や情報交換、職場集会の時間作りなどを提起。そして〝一般業種専門部会〟であるゼネラル部会について次のような新提案を行った。 ①一般職場のネットワークづくりを強化し、同一業種毎の交流と統一要求作りを進める。職場が違っても要求の統一化と共有化を行う。 ②ブロックで選出する各交渉員に一般業種職場の団交を委ねて活動領域を広げる。この交渉員に日常の相談も担当してもらい、解決困難な場合は担当役員が援助するよう連携して取り組んでいく。 ③ゼネラル部会は一般業種職場を中心に役員を選出し、政策立案や春闘の要求作りを行う。また、部会内部に業種別部会を3~4設置する。『委託清掃・産業廃棄物部会』『医療・介護部会』『製造・化学・一般部会』『建設関連部会』が候補であり、それぞれに部長・副部長を配置し、ゼネラル部会の会長、副会長、財政を1名ずつ配置する。 高副委員長は「交渉団との連携を図り活動を活性化させる」と方針を語った。
準備会参加者から、「各業種別間の連携をどうするのか」「駆け込み相談も多く業種別要求作りは多様を極める」「どのように交渉団へ一般職場交渉を委ねるのか」「何度か執行部と共に団交を行ってきたが、経験不足で勉強会も必要だ」などの意見が出された。 議論が重ねられた後、高副委員長から「部会の要求作りだけでも数回の意思統一が必要であり、それぞれが持つ課題を共有化していくことが必要だ。政策提起の前に統一要求作りを進めてきた中で各職場の実態が解った。これから運動のすそ野をどう拡げていくのか。課題やテーマにそって獲得目標を設定し、行動計画を細分化する。これから各ブロック担当役員と議論の素案を作っていく」と、まとめの発言があった。
最後にゼネラル部会準備担当人員4名の選出が行われ、委託清掃・産廃業種から市内ブロックから1名を選出。製造・化学・一般業種からも市内ブロックから1名を要請。医療・介護業種からは今後関係職場と調整して選出。建設産業からは播但ブロックで1名選出を要請し、第2回準備会を閉会した。
くさり12月号より
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