＜注目を集めたＧＣＲＣの展示＞
「人と文明を支えるコンクリート」をキャッチフレーズにした今大会。特に過去最高の72社・団体が参加し、コンクリート関連新製品や関係団体最新実績をそれぞれのブースに展示、披露した「コンクリートテクノプラザ」が参加者の注目を集めた。
中でも、今回初参加となった、グリーンコンクリート研究センター（略称＝「ＧＣＲＣ」もしくは「グリーンセンター」／中西正人理事長）のブースでは、ポーラスコンクリートの実物や、水に浮くコンクリートの展示、これまでの産学連携研究の報告、乾燥収縮測定システム、小学生のための勉強会など、多くの企画と実施成果が来場者の関心を集めた。東大、東北大、熊本大など国内の有名大学や韓国・忠南大学校など多くの研究者が各種の展示に関心を持ち、国内有数の実験施設としての同センターの存在感を内外にアピールした。
その他にも、同会場では、スーパーゼネコンやセメントメーカーからの新製品展示があり、注目を集めた。

武委員長は期間中２度も訪問

【ＪＣＩ】 日本のコンクリート専門学術団体「公益社団法人日本コンクリート工学会」。本年４月の公益社団変更に伴い、名称もこれまでの社団法人日本コンクリート工学協会から変更。1970年に「コンクリート技士試験制度」を設け、その後多くのコンクリートに関わる資格認定試験を毎年実施。ここで資格を得た者が生コン工場や建設現場などで活躍。関係各者から高い評価を得ている。