今回は、全北本部で闘う仲間との現場交流と課題別交流(韓国の複数労組制問題と日本の現状)を狙いとした労働フォーラムが訪韓団のテーマである。闘争のない時はない程いつでも必ず熱い闘いのある韓国。建設労働者の闘い等々、最新の情勢を学んだ。 【報告:西山直洋執行委員】
<現地に学ぶ資本に打ち勝つ闘い> 現代自動車の工場内にある労組事務所で現状報告を受ける。まず、びっくりしたのは日本ではあり得ない広大な敷地に入るときの警備員の対応である。日本では工場内に宣伝カーで向かうと必ずお迎え(工場側の労組対応窓口幹部)が来て車ごとは入場出来ないのが一般的だが、普通に名前を言うだけでガードマンも入り口を開け、事務所まで行け、道中ではスローガンの横断幕が乱立していた。 懇談では日本では複数労組問題は昔からのことで、闘う労組が出来れば、必ず第2組合を作り労組の解体を図ってくる歴史や、私たち自身の経験談も報告した。 7月から複数労組関係法の施行が始まる韓国。労働組合を作っても会社と癒着する過半数の第2組合がいれば交渉権すら認められない法律だ。 こうした状況を踏まえ、資本に打ち勝つために日韓の労働者は、真剣な議論を経て資本に打ち勝つためにどの様に闘い、かつ連帯していくのかを討議した。(くさり7月号より)
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