テレビを通じて全国に伝えられた東日本大震災。被災地の現状を目のあたりにした私たちは、その被害の甚大さに声を失った。生コン支部では早々に全組合員一人あたり残業2時間分相当のカンパを、生コン産業政策協議会は今年勝ち取った1年分の賃上げ(傘下労組全組合員)をすべて被災地への支援金とすることに決定しているが4月20日から4月23日、生コン支部組合員Nさんは友人と共に直接現地入りし、宮城県石巻市の避難所でボランティア活動を行った。(レポート/N組合員) <自分に出来ることは何か?> <多くの方々の協力を得て>
たこ焼きの粉を練り、から揚げの鳥を切ったりして準備完了。10時から焼きを開始すると、すごい行列が!我々はプロパンを持参してきましたが、避難所の学校ではガスの使用はボランティアの人だけに限定されていて、被災者の皆さんは暖かいものと言えばカップめんやレトルト食品しか口にしていないようです。ですから焼き物やスープ系の食品が喜ばれるようです。 好文館高校では我々ボランティア屋台への行列が19時まで続きました。朝から菓子パンひとつでずっと立ちっぱなしでタバコを吸う暇もありませんでしたが、なんとかやりとげました。最後に避難所に居る被災者の皆さん全員から暖かい拍手と泣きながらの「ありがとう」の言葉・・・。疲れが吹き飛ぶ思いでした。
<苦しい避難生活> <小学校が全焼し中学校で入学式> <泣きながら「ありがとう!ありがとう!」> <雷が落ちたような音と共に余震が!>
しかし我々はすぐには帰阪せず、被災地の様子を視察することに決めて海沿いの街に出ました。比較的整理された道路を選んで進みましたが、周りは倒壊、全壊した建物だらけです。「酷すぎる・・・!」としか言葉が出ません・・・。
最後に「ありがとう」の言葉が今回、あらためて身にしみました! |
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