川村賢市さんの一年祭に集う会 故人を偲び各界から関係者が
川村賢市さんの一年祭に集う会開催
4月29日(木)午後1時より、ホテル・リーガロイヤルNCBで、「川村賢市さんの一年祭に集う会」が開催されました。当日は予想を大きく超える190人余りの方々に参加いただき、故人の生前の活躍の大きさが偲ばれました。
司会は垣沼近畿地本執行委員長。まず参加者の献花から式が開始されました。
主催者を代表して武建一生コン支部執行委員長が挨拶。
武委員長の挨拶(要旨) カワケンこと川村賢市さんの一年祭に、公私ご多忙のところ多くの方にご参加いただきました。本当にありがとうございます。 時代の移り変わりは早いもので、あっと云う間の一年でした。まず残された夫人が、故人の遺志を受け継いで一生懸命頑張っていることをご報告いたします。組織人として、志半ばに倒れた故人の無念さは計り知れないものがあると思いますが、故人に代わって我々が実践により故人の志を果たしていく事をお誓い申し上げます。 日本には多くの労働組合がありますが、そのなかにあって我々の労働組合はキラッと光るものがあるように思います。例えばバラセメント業界でも、近畿には約1000台のバラ車がありますが、この数年間運賃が上がらず会社崩壊の危機にあります。本年4月1日、和歌山県に14社あるバラセメント業者でストライキを実施、その結果バラセメント協同組合の方針に従うとの結果を得ました。業界全体としても、5月から、運賃の値上げの取組みを4月にさかのぼって実施しています。 これら労働組合としての闘いは、カワケンの前に胸をはって報告できるように思います。生コンも同じです。全国に生コン工場は約3800ありますが、その内1200は閉鎖しなければならないと云われています。大阪・兵庫でも30工場を集約します。そのなかにあって業界として既得権の保障を出入り業者に至るまで保障していきます。これは大企業の権益から中小企業を守る取組みなのです。 本日は沖縄から安次富さんも参加されていますが、今基地の問題で政権は揺れています。私の故郷徳之島では、戦後8年間アメリカの支配下にありました。島民27000人の小さな島ですが、ここに米兵が来て、島を破壊することは許す事ができません。故人は労働運動だけでなく、平和運動にも勢力的に活動していました。 一昨年のリーマンショック以来、世界では深刻な経済危機に陥っており、我が国では政権交代という激変がありました。今我々は第3極の政治勢力を目指し、成果を出そうとしております。本日ご出席頂いた辻元清美衆議院議員にも、力強く運動を進めて頂くことを期待するとともに、我々労働組合も政権をしっかり活用させていただきたいという思いです。本日ご参加の皆さまに厚く御礼を申し上げます。本日はありがとうございました。
献杯の後、参加者は和やかに懇談を進めました。
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