大阪朝鮮学校『運動場明渡し裁判』最終報告集会 「勝利的和解」を受けて「民族教育」に対するさらなる支援の輪を拡げる為に 〝大阪朝鮮高級学校(大阪朝鮮学園)『運動場明渡し裁判』最終報告集会〟が1月22日に大阪府立中央図書館内ホール(東大阪市荒本)で開催されました。 この集会は、東大阪市から学園運動場の4分の1にあたる「土地の明け渡し」を求められた学園側と東大阪市行政側との和解が成立した事を受けての報告集会です。集会には在日コリアン、日本人問わず今回の問題について支援を表明する人々約350名が結集しました。 |
大阪朝鮮学校〝『運動場明渡し裁判』最終報告集会〟 「ラグビーのまち」を標榜する東大阪市が、大阪朝鮮高級学校(以下、大阪朝鮮学園)側に「土地区画整理事業」を理由に運動場の4分の1を明け渡すように求めた大阪地方裁判所への突然の提訴(2007年1月)から3年が経過。この度(09年12月)の「勝利的和解」を受けて「民族教育」に対するさらなる支援の輪を拡げるためにと今回の集会が催されました。 とする「覚書」が交わされました。これ以降交渉が重ねられ、1986年には学園側が東大阪市に対して金銭解決の方向を申し出たものの折り合いがつかず、東大阪市は一方的に協議を打ち切り、1995年に「市有地明け渡し」を通知してきました。その後、何度か交渉は持たれたものの、1998年からは議論が暗礁に乗り上げ、その結果、東大阪市は提訴に乗り出しました。東大阪市が所有権を主張していたのは、朝鮮学園の運動場のほぼ4分の1にあたる約600坪(約2000平方メートル)です。
●民族教育の有益性と教育権の問題 ●大阪朝鮮高級学校を「学校」として認めているのかどうかという問題 ●憲法14条1項「法の上での平等」の原則に反する問題 学園側弁護団は主にこれらの主張を掲げて裁判を闘い、市側と話し合いを行いました。
「民族差別」問題は近年、『在日特権を許さない市民の会(在特会)』等のグループの活動によって更にクローズアップされています。また、彼ら『在特会』の活動で直接的被害を受けた民族学校もあります。
最後に前出の丹羽弁護団団長が再度、裁判内容を次のように報告。
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