~日韓建設労働者連帯~ 日韓共同行動2009民主労組・全国労働者大会 ■関西地区生コン支部、トラック支部、生コン産労その他労働組合は合同で訪韓団を結成。 11月5日~9日にかけて韓国の労働組合と交流を図りました。
11月5日~9日まで日韓共同行動の訪韓団(30名)に始めて参加しました。 初日はソウル市内で建設労組の方々と交流会をおこない楽しいひとときを過ごしました。 そのなかでタワークレーン労組の女性副委員長をされている方をS執行委員から紹介されました。とても明るく元気でパワーがあり好印象な人柄にわたしも意気投合しました。よく、「団結は酒場から」とは言いますが、話も盛り上がり色々な労働者の思い・闘い等を聞きました。私からは女性労働者が働きやすい職場になるように活動を進めてること、専用トイレ・セクハラの取り組みなどを話しました。その方からは、そのような女性の悩みなどに気付くことはなかったと、また自分たちも女性労働者の声を上げれるようしていきたいと話されてました。言葉の壁はありましたが、お互いの気持ちは伝わったと感じました。 二日目の午前は建設労組事務所で事務局長さんからこれまでの闘争現状報告を聞いた後に闘争現場のビデオ映像を観ました。ポスコの闘争は組合員だけではなく 家族も一丸となって会社・権力と闘っている姿をみました。また命掛けで闘い多くの仲間が負傷し亡くなっている、そのような姿を見ると激しい怒りで胸が熱くなりました。 そのあとヨンサン惨事の闘争現場に行き、そこでは強制排除されたときに5人が亡くなる激しい弾圧を受けた家族に会いました。現場も潰されてる形で何とか残されているビルがあり、家族の人からこれまでの経過を聞き、今でも遺族と支援者が抗議闘争を続けているということです。 夕方にチョンテイルさんが亡くなった現場にいきました。 この人は労働者の思いを運動で伝える為に焼身自殺をしたと聴き、とても悲しい事ですが正義感の強い人だと思いました。またこのことで労働者たちがチョンテイルさんを尊敬をしていることは理解できました。その後、焼身自殺の現場はチョンテイル通りになったことを知りました。 三日目は労働者大会の前夜祭がヨイド文化広場で行われ、にぎやかに歌を歌い、踊りもあって沢山の労組が参加してました。その後、建設労組と交流を深めこの日も楽しいひとときを過ごしました。 四日目は民主労組労働者大会の当日ですが、事前に個別で建設労組の大会を行い、それぞれの代表が決意発表などを述べられました。わたしもこれまでの女性労働者処遇の取り組みを話させて頂きました。とても緊張しましたが良い経験になったと思います。 次に大会会場に行くと大勢の労働者が結集していて、ステージでは民主労組の女性副委員長が司会をされて、他産業の労働者の訴えなど聴きました。そして前日に聞いたチョンテンルさんのお母さんが委員長に支えられてお話をされていました。「労働者なしでは社会は作れない!労働者は団結しなくてはいけない!」と一生懸命に訴えてる姿に感動しました。この日は、最後の夜で建設労組の人たちと交流を行い、この四日間はとても有意議な時間だったと改めて思いました。 これまで韓国の労働組合について話を聞く機会があまりなく、何度かビデオで闘争や女性労働者の闘いなどを鑑賞をしたことがありましたが、今回実際に韓国へ行き<出会い・交流・感動・闘争>によって沢山得るものがありました。 この訪問団で学んた事を自分の運動に活かせるよう頑張りたいと思いました。
連帯ユニオン近畿地方本部書記長 表 みゆき
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