全日建連帯労組関西地区生コン支部
トップ 労働組合とは? 組織概要 機関紙 産業政策 活動予定 アクセス リンク

<< 戻る



>>総括会議報告はこちら  >>裁判の報告はこちら

全国の闘う仲間のみなさん


4・7行動へのご支援ありがとうございました!
権力弾圧糾弾!4・7行動実行委員会
呼びかけ団体 全日建連帯労働組合近畿地方本部
            同関西地区生コン支部
 4月7日、反動の砦である大阪地方裁判所は、私たち生コン労働者をはじめ全国の闘う仲間、1200名のヒューマンチェーン(人間の鎖)で包囲されました。
 7日は平日の午前、しかも雨模様の中、実に68団体、1200名(1月23日「不当弾圧に反対する緊急抗議決起集会」・デモの1124名を越える結集)の労働者・市民・学生・議員・経営者が「4・7行動(1月13日弾圧事件の第1回公判)」に参加され、地裁内では201号大法廷を埋め、地裁周囲では手をつなぎ合った大きなうねりが何回も続き、集会、デモへと続きました。デモ行進では特に大阪地方検察庁前での抗議のシュプレヒコールが強く響きわたりました。
 裁判傍聴・集会・デモ参加者をはじめ支援の皆さんの共通認識は、武建一関生支部執行委員長を先頭に6名の役員が不当逮捕され、のベ40ヵ所の家宅捜査を受けた関生支部への弾圧が普遍性を持っているということでした。現政権(並びに資本)は、自らの延命として、グローバリゼーションと多国籍企業中心の経済運営を行い、労働者・中小企業・自営業者などを収奪し、戦争を日常化し強行しています。そのために、これに有効に反撃する大衆的闘い・運動体を各個撃破していくことを使命としています。そうであるからこそ、この権力弾圧に対して私たちは全国にそして韓国などに発信していくのです。そして、実に多くの仲間の皆さんから温かい応答を得ることができました。実行委員会に結集し行動を共にした皆さん、ありがとうございました。また、実行委員会には参加頂けなかったが、当日現地に足を運ばれた皆さん、本当にありがとうございました。
 さて、公判では、武委員長や片山・武谷・福島各執行委員は実に堂々と無実を主張しておりました。特に武委員長は、裁判所・大阪地検・大阪府警を真っ向から批判し、法の下での平等を強く訴えていました。長期不当拘束にもめげずに、ますます意気軒昂でした。あれだけ誹謗中傷していたマスコミも、全国紙2紙(朝日新聞・日本経済新聞)とテレビ民放4社(4・6・8・10チャンネル)が第1回公判で4名が無罪を主張していると異例の報道をし、テレビではデモなどが放映されていました。
 公判自体は、第2回公判−5月16日(月)13時30分〜大阪地裁803号室、第3回公判−6月9日(木)13時30分〜大阪地裁803号室と続きます。また、第2波弾圧(3月9日弾圧事件)の公判も予定されています。さらに、第3波の弾圧も想定されます。こうした状況下にあっても、私たちは産業政策闘争や反戦平和の闘いを継続発展させていきます。階級的労働運動の前進こそが、獄中で闘う仲間、支援の仲間に応えることだと確信しています。皆さん、ありがとう!まずは御礼まで。
* 実行委員会に結集くださった皆さん、お疲れ様です。当日は私たちの想定を越える多くの闘う仲間に結集頂きました。この4・7行動の総括会議を開催致します。ご参加の程、宜しくお願い致します。
(時)4月19日(火)18:00〜   (所)関生支部組合事務所/大阪市西区川口2−4−28
TEL 06(6583)5546  FAX 06(6582)6547  Eメール web@rentai−union.com



   

| サイト内トップ | 連帯ユニオンホーム | 関生支部ホーム |

 

なめとんかい大阪府警」権力弾圧糾弾4・7公判大衆行動

現場責任者からのお礼と報告と感想

 4月7日、まさに国家的不当労働行為の居城である「ハレンチでデタラメな反動の砦」大阪地方裁判所を広範な国民と労働者が思想信条や組織論、運動論を超えて「働く仲間に対する弾圧を決して許さんぞ」という極めてシンプルだが高潔な動機に基づき、平日の早朝に1200名を超える働く仲間が結集し第一回公判が行われる裁判所を「人間の鎖」によって完全に包囲した。
 慌てふためく「警察権力」を尻目に怒りの「人間の鎖」は、「ビッグウエーブ」に変化し、切れ間のない「権力弾圧糾弾・不当逮捕した仲間を返せという」シュプレヒコールで裁判所のある西天満周辺を1時間近く地鳴りのように覆い尽くした。
 怒りの輪は、「怒りの行進」へと、さらに変化し検察庁の入るビルへと怒濤のごとく流れて行った。
 「ヒューマンチェーン」「ウエーブ」「集会」「デモ行進」と半日間で大きな山場を整然と取り組み闘う事が出来たのは、まさしく大衆運動の底力である。
 言い変えれば、権力による不当な権利侵害を受け苦しんでいる仲間を「自らの痛み」として全国から支援する闘う仲間の陣形が関西を中心に大きな結集軸として整ったと言える。
 私達関西地区生コン支部にかけられた今回の弾圧は、平和と民主主義を守り、中小零細企業再生運動の共同行動を通して中小企業と其処を拠り所として働く仲間の共通利益に基づく統一戦線作りの基盤整備を行う渦中で行われた弾圧である。
 小泉政権の弱肉強食政策による自殺者は年間三万五千人を越え、広範な国民と働く仲間達の怒りは臨界点に達し、まさに働く者達の反発が強まる事を予測した先取り的な弾圧である。
 正当な労働組合運動を犯罪視する小泉政権は、警察・検察・裁判所を私物化し、マスコミや一部の腐敗しきった労組等を巧みに利用することで国民の目を欺き、労組への疑心を煽り、労組離れを画策して、さらなる反動立法の強制成立や不当判決・弾圧を行い、戦争が出来る国家体制を作ろうとしている。 
しかし、私達は怯むことなく、今後も広範な国民と労働者、中小企業の利益擁護の立場で団結して運動を発展させ、資本権力の狭く利己的で不当な力に屈服することなく資本権力に「眠れる獅子の尾っぽを踏んでしまった」と、とことん後悔させるような、末広がりの運動を拡大させていくだろう。
 私達は、独裁者・小泉純一郎に向かって胸を張って堂々と声高に叫ぼう。「おびただしい血の犠牲と先人達の果敢な闘いの中で得た大きな成果である我々の権利を易々と手放しはしないぞ!なめたらあかんで!」と。
 これからも広範な国民と共に大衆運動を発展させて闘う機会があるならば、どんなハレンチでデタラメな反動政権・資本からの弾圧も私達を屈服させることは出来ないということを確信に自信を持って闘っていくだろう。
 この間、私達関西地区生コン支部の獄中で闘う仲間に対する大きなエールを送って頂いた世界中の働く仲間のみなさん「ほんまに、おおきに!」共に頑張りましょう!

以  上

連帯労組・関西地区生コン支部
執行委員・坂田冬樹


| サイト内トップ | 連帯ユニオンホーム | 関生支部ホーム |


 

4・7総括会議報告
全国の闘う仲間の皆さんへ
4・7行動の成果を総括し、さらなる飛躍をめざそう!
権力弾圧糾弾!4・7行動実行委員会
呼びかけ団体 全日建連帯労働組合近畿地方本部
同関西地区生コン支部

 権力弾圧糾弾!4・7行動は実数として1200名を越える仲間が全国から結集しました。1月13日・3月9日の二波にわたる関生支部弾圧で、武建一執行委員長をはじめ6名の役員が逮捕され、不当な長期拘留が続いています。この権力弾圧に対する反撃の闘いが1月23日、3月13日、そして4月7日と、日を追って大きな陣形で作られてきました。多様な戦線の結集は、まさに40年の関生支部運動の成果であり、共闘する仲間の皆さんとの団結の証です。
 さて、権力弾圧糾弾!4・7行動実行委員会の総括会議が4月19日に持たれました。今回行動の総括点は以下です。
1.労働運動が弾圧されれば、速やかに闘いを組み反撃するのは原則である。多くの仲間と、生き生きと大胆に、この闘いを打ち抜けた。
2.権力弾圧に対しては長期に構えて短期で解決する方針でのぞむ。そして、その基礎となるのは政策闘争をはじめとした以前と変わらぬ日常の旺盛な組合活動である。
3.組織の弱体化をもくろみ、資本の巻き返しをはかろうとした権力弾圧の狙いに対する有効な反撃となり、暗躍する経営者たちへ楔を打ち込んだ。
4.権力・マスコミなどの「関生支部は過激・利権集団」という世論誘導に対し、今回行動(議員団の諸申入れや地裁包囲・デモ)を契機に、一部マスコミ報道で労働側の主張が世論に反映された。
5.多くの労働者が関心を持ってきだしている。関生支部は労働運動自体への弾圧並びに産業政策潰しという側面をもっと判り易く他産業の労働者に説明してほしい。
6.今回弾圧の権力意図に対する有効な反撃は、アメリカの世界支配、多国籍企業によるグローバリゼーション、日本の憲法改悪・戦争国家への道を許さない、あらゆる戦線との共闘や国際連帯闘争による運動の活性化にある。
 この総括点を踏まえ、今後、私たちはより速やかで緻密な宣伝活動や法廷闘争を積み重ねていきます。と同時に、長期拘留と新たな弾圧を画策する権力に対し、より広範で大きな陣形で大胆な運動を提起していこうと考えています。
 私たちは、この反権力弾圧の闘いが、各地の労働現場での闘いや反戦平和の運動の大きなうねりと合流し、権力を追い詰めていきたいと考えています。苦難を共にする仲間への感謝を表明すると共に、次の闘いへの提起の際にはこぞって参加頂けますようお願い致します。

以上

| サイト内トップ | 連帯ユニオンホーム | 関生支部ホーム |