生コン支部機関紙「くさり」NO.747
7月号(7/10発行)1面より >>くさりTOPへ |
||
近畿生コン関連業界の労使14団体は6月4~5日、東日本大震災で被災した宮城・福島2県の現地視察を行った(速報写真集はこちら)。11春闘で勝ち取った賃上げ1年間分を、全て震災カンパに役立てることを決定した生コン産業政策協議会が、現地で復興支援の基地となるセンターを設置するための調査が目的。すでに16日から支援活動隊員を派遣している。生コン産業政策協議会は近畿地区の生コン関連中小企業と共に、復興支援を本格始動させた。 | ||
|
復興支援対策センター設置/現地視察報告 |
近畿地区生コン関連団体東日本大震災対策センター5カ条 |
||||
1.今回の被災者支援の取り組みは、近畿の生コン関連の事業者団体と関連労働組合の共同の取り組みです。 2.ボランティアに参加される皆様は、多くの人々の熱い思いを受けて現地で活動されます。私どもの代表として、現地支援のボランティア活動に精励されんことをお願いします。 3.そこで、支援活動の原則を確認してください。平等・対等・互恵の精神です。 現地被災者には誰に対しても、誇りと人権を有する人間として平等に接してください。 また、現地の支援者には行政、政治家、有名人、大きな組織など色々な方々が参加されています。支援者同士は対等な立場ですので、近畿の中小企業団体・労働組合の代表として自立自尊の誇りと規律ある活動をお願いします。 さらに、互恵の精神です。被災者は一方的受身的に支援を受けるものと決め付けないことが大切です。歴史的に未曾有(みぞう)の大震災に遭遇し、悲惨な状況にありますが、地域経済や地域社会を立て直すのは被災者自らです。支援する側もいつ支援を受ける立場に変わるかも知れません。 被災者も支援者も互恵の精神で共同社会をめざしていくべきです。 4.厳しい環境ではありますが、平等・対等・互恵の精神を胸に、現地で活躍されんことを祈念します。 5.現地の皆様の立場に立ち、現地の歴史・文化を尊重し、現地の皆様のために働くことをモットーとします。
|
全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
〒550-0021 大阪市西区川口2-4-28
TEL06-6583-5546 FAX06-6582-6547
E-mail web@rentai-union.com
個人情報の取り扱いについて 及び プライバシーポリシー