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バラセメント18春闘

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 ◆4月までもつれ込んだ交渉◆

 3月9日、バラセメント18春闘・第1回集団交渉を協同会館アソシエで開催した。

 今年の春闘は全港湾大阪支部、連帯労組関生支部の2労組で闘う春闘であり、交渉は難航。最終的に4月9日の交渉で妥結に至った。

 ◆法律無視した4人組の策動◆

 広域協組の4人組は「セメント輸送運賃の引き上げ」「生コン輸送運賃の引き上げ」を求めて行った昨年12月のストライキを「威力業務妨害だ」「組織犯罪だ」などと根拠もないレッテルを貼り、連帯労組と闘うと言っている。

 そして、自らの優越的地位を利用して関生支部の関連企業との取引停止、また、交渉を持つことすら拒否するよう圧力をかけてきた。

写真1


 ◆適正運賃収受を◆

 4人組のこのような策動により、適正輸送運賃収受のため結集した近畿バラセメント輸送協同組合からの脱会者が急増。業界が混乱していることから交渉は難航した。

 しかし、業界の安定、適正な運賃の収受には産業政策を掲げて闘う労働組合との連携が必要不可欠である。経営側もこのことは理解しており、最終的には、本勤労働者の賃上げは月額7000円、日々雇用労働者については日額25000円以下については500円アップ。福利厚生金・一時金は昨年実績。支払時期については労使が協力し適正運賃収受がされ次第実施することで合意・妥結。

 労使が協力して業界再建に向けて取り組むことを確認した。

 
 【 くさり5月号より 】



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