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17春闘ニュースNo.3

 3月22日、関西生コン関連労働組合連合会は学働館・関生で大阪兵庫生コン経営者会との3回目の集団交渉を開催。今回の交渉では経営者会が初めて回答を提示したものの、不誠実な内容に労働側は強く反発。議論の末、回答を白紙撤回し、次回交渉であらためて回答し直すこととなった。

■出血が止まりカサブタができたところ■

 冒頭、経営者会・藤中会長が「大阪地区の大同団結以前と比べると広域協組の生コン価格は1700円ほどアップした。しかし、採算ラインギリギリというのが各社の現状だ。また、広域協組は来年4月に15800円の新価格を打ち出すが、実際にその価格が収受できるようになるのは翌年となる。そうしたなかで今春闘では賃金格差があるとのアンケート結果に基づき、賃金の平準化をはかっていきたいと考える。ようやく出血が止まったという経営状態のなかでどこまで応えられるのか議論した結果、ここまでならという内容を回答する」と発言。

◇不誠実極まりない 経営者会の回答!◇

 続いて、経営者会・大峠専務理事が以下の通り回答を発表した。

 【賃上げ】年収630万円未満の組合員は3000円の賃上げ(630万円以上の組合員は賃上げなし)。
 【日々雇用】基本給2万円以下の職場は日額150円の賃上げ。
 【一時金】年間支給額138万円を基準に満たない社は5万円を上限に加算。
 【総合福利】年間12万円(昨年実績)。【人員補充】個社ごとに適正台数や適正人員を算出し、5対5に向けて議論する。
 【最低輸送運賃の設定】46000円をガイドラインにして3000円を上限に増額する。

■最終回答日を待たずして決裂するのか■

◇業界再建の成果を独り占めするのか◇

 「事実上のゼロ回答」と言っていいこの不誠実な回答に対して労働側は強く反発した。  
 労組連合会・武議長は「経営側は全く過去から教訓を得ようとしていない。これまでの業界の歴史のなかで経営者の力だけで値戻し・値上げが実現できたことは一度もない。79年~82年には5協組と工組、労組が連携したことで値戻しが成功。賃上げや賃金の統一化、104日の年間休日などを実現した。広域協組が設立された94年にも賃上げ・労働条件の改善、125日の年間休日を実現した。このように過去に業界再建を果たした際にはその成果を労働者や輸送会社に還元していたのになぜ今回は成果を生コン業者だけが独り占めするのか。

◇生コン・バラ輸送運賃引き上げ急務◇

 生コン輸送について労働側は6万円を要求している。今春闘ではいかに6万円に近づけるかという議論をしなければならないのに、昨年と同じ46000円とはどういうことか。これでは生コン輸送会社は4年分の賃上げ(4万円)が実施できない。  

 バラセメント輸送については、バラ専の復活が目的ではなくバラセメント輸送運賃引き上げや先方引取の廃止が目的。バラセメント輸送に関しては回答すらしないとはどういうことか。  

 このような不誠実回答では最終交渉日を待たずに決裂するしかない」と通告した。

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◇経営者会で再考し回答を白紙撤回!◇

 この後、いくつかの議論を経て一旦休憩に入り、経営者会が再度回答。今回の回答を白紙撤回し、最終交渉日にあらためて回答し直すことが発表された。



●直系工場(弥生会・如月会)を大阪兵庫生コン経営者会員に●
 

 現在、経営者会のA会員は19社(生コン製造13社・生コン輸送6社)。広域協組加盟社の2割にも満たない組織率にとどまっている。このままでは「パイを大きくするために中小企業と労働者とが大企業と闘い、得られた成果は互いに共有する」という健全な業界とはほど遠く、これが「成果の独り占め」を許す原因になっている。  

 労組連合会は労使関係全企業、特に、弥生会・如月会といったセメントメーカー直系社の経営者会加入と集団交渉参加を早急に実現するために要請行動を展開すること確認。応じない場合には行動も辞さない。

 
  【 関西生コン関連労働組合連合会 】


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