★ 5団体の青年層と学生反戦平和・反差別で交流
日朝日韓青年団体は、在日本朝鮮青年同盟(チョチョン)、在日コリアン青年連合(KEY)、在日本韓国青年連合、全港湾大阪支部、連帯労組の5団体の青年層が集まり、反戦平和・反差別を軸に交流してきました。
★ 「なぜ生コン支部に権力弾圧が?」交流会で学ぶ
この間は、年に1回のピースマダン(学習会と食事会)を継続し交流を図ってきましたが、さらなる青年団体の強化と拡大を目的に学習交流会を始めています。 第1回目はチョチョンが主催し、『民族教育と権利闘争』のテーマで学習会を行いました。第2回目となる今回は生コン支部青年部が主催し、高副委員長を講師に招いて『産業政策運動と権力弾圧』をテーマに学習会を開催しました。 青年団体の交流の中で「なぜ生コン支部には権力弾圧が多いのだろう?」という声があがり、今回はこのテーマでの学習会となりました。
★ 社会での位置を認識し,階級性持つことが重要
高副委員長は関生支部への権力弾圧が集中する理由を理解してもらうため、生コン産業の政策運動の様々な歴史と成果を語り、権力弾圧に至る過程をわかりやすく説明しました。また、「単なる労働運動ではなく、社会に影響を与える運動を展開する階級闘争」と、階級性を認識することの重要性を述べていました。 支部の歴史に共通して言えることは、産業政策運動が大きく前進すると必ず権力弾圧が起きるということ。これは社会を変革する運動であるがゆえ、「権力の支配構造を根本から揺るがす可能性があるから」です。 資本主義社会の中では、「支配する者と支配される者」が存在します。ごく一部の権力者が牛耳る社会の変革を進めるあらゆる組織や団体、民族は必ずここにぶつかります。 高副委員長は、「皆さんも〝社会の中で自分が置かれている位置〟を知ることがとても大切。このことが今回の学習会のキーポイントとなる〝階級性を持つこと〟の第一歩になるのです」と述べました。
★ 民族運動と繋がること多く、共感でき良かった
高副委員長の話をうけ、質疑応答では、労働運動の中で生まれる「階級性」はチョチョン、韓青(ハンチョン)、KEYの民族運動にも不可欠であると同時に「共通する部分があると感じて良かった」という意見が多く出されました。 生コン支部の歴史と運動を学ぶことでお互いの共通点を見つけ出すことができ、青年層の運動拡大に繋がる学習会になりました。
★ 京大生も参加して発言 活動を拡大する青年層
今回は日朝日韓青年団体の5団体以外にも、港合同や京都大学の学生の参加があり発言して頂きました。このことは学習会のもう一つの目的である「青年団体が結集できる場を広げていく」ことに繋がります。 日朝日韓青年団体は今後も市民団体や学生と幅広く連帯します。そして青年層が本来持つべき自発的で自由な想像力(イマジネーション)と、主体性を持つこと。そして自らに関わる課題(危機)を捉える力を身につけ、問題を解決できる運動体にしていきたいです。 今後も取り組みを継続しますので、支部青年員の積極的な参加をお願いします。
【報告/青年部部長】
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