早朝からの準備は、氷点下に近い気温のなか白い息を吐きながら厳しい寒さに耐えて、それぞれの持ち場で自らの役目を黙々とこなしていきました。

交流会の裏方は綿密な計画と準備、直向きな努力があってこそ成し遂げられます。若手組合員中心の実行委員は、もちつき大会から多くのことを学ぶことができます。

関生支部の50周年におよぶ活動のなかで、奈良ブロックの「団結もちつき大会」も、共に歴史を刻んできました。

若い組合員たちにも、その精神が脈々と受け継がれていくことを感じとることができ、今後の成長を期待して感慨無量の面持ちで、この瞬間を共有していました。

昨年７月、I生コン社の企業閉鎖にも、ブロック組合員は一丸となって立ち向かい現在も闘争を継続しています。

それぞれの時代で奈良は数々の争議を経験し、紆余曲折を経てブロックの組合員は鍛えられ、団結力を築きあげてきました。「継続こそが力なり」ということも実感しています。

他ブロックの仲間や友好団体など、多くの人たちに支えられていることに感謝をする「団結もちつき大会」なのです。

関生支部50周年という節目を迎え、奈良地域においてもさらに政策運動を推し進めていく決意も新たに、団結もちつき大会は１５０名参加の大盛況で幕を閉じました。

【 奈良ブロック機関紙部 】