北大阪エリアで要求が次々に前進!
■人員補充など求め
団体交渉を展開!■
北Aブロック・北Bブロッ
クは、広域協組の6月度か
らの値戻しおよびシェアの統
一化スタートにともなって各
分会から輸送人員・試験業
務人員の補充と輸送運賃の
引き上げを要求し、5月か
ら団体交渉を開始した。
団体交渉の席上で組合側
から各社に要求の根拠や正
当性を説明し、解決日を5
月末日に設定。当該分会は
もとよりブロック執行部や役
員が入り、白熱した議論を
展開した。
■不誠実回答を糾弾
行動を背景に臨む■
組合側からの要求に各社
は、生コン価格の値戻し効
果は一定認めたものの、赤字
やこの間の負債・設備投資
を理由に「全て拒否」とい
う不誠実な回答を連発。
生コン価格値戻
しの成果は生コン
製造業者だけが独
占するものでな
く、出入りする輸
送会社(ダンプ・
生コン・バラセメ
ント等)にも配分
する義務がある。
協組事業(共同
事業)でもある「値
戻し」は、協組組
合員工場で働く労
働者の賃金や労働
条件・福利厚生費
用も含んでおり、本来ある
べき相互扶助精神の本質を
学び実践するよう糾弾!
解決日の5月末に方向性
が出ない場合、6月1日よ
りストライキを頂点に置き
旗・腕章行動に突入すると
通告したうえで最終交渉へ。
結果、交渉した全社で要求
を勝ち取ることができた。
■成果は闘いで得る
行動を通じて実感■
今回の行動のなかで「組
合歴は長いが自分の職場で
初めてのストライキは緊張
と不安が交錯。しかし、駆
けつけてくれたブロックの仲
間の支援で、あらためて団
結の力を実感し、確信になっ
た。実践で学んだことを今
後の運動に活かしていきた
い。仲間の皆さんありがと
う」という感想も得られた。
権利は行動で勝ち取るも
のだと各組合員が互いに再
認識することができた。
【 くさり7月号より 】