闘いバネに団結力をさらに強化!
■ ブロック全組合員が闘争勝利に向けて力を発揮する!
K生コンは、労働組合に何の相談も無く2016年2月16日に一方的に破産申請を行いました。
京津ブロックは、労働債権確保のため、24時間の監視活動を展開。現在は、管財人である弁護士が破産手続きを行っています。
◆ 固執して変えぬ対労働組合姿勢 ◆
K生コンは、京都生コンクリート協同組合(以下、京都協組)の加盟工場で、代表取締役である社長は、長期にわたり京都協組執行部でした。
当時から対決姿勢に終始してきた社長は、京都協組の悪しき体質の根幹となっていた人物でもあります。京都協組が作った小型輸送会社B社に連帯労組の分会が結成されると、組合員の雇用責任を負うどころか、会社運営を回避するために債務超過に陥らせたり、組合潰しのために暴力団まがいの人物を介入。常に業界を混乱させてきました。
また、K生コンと連帯労働組合との労使協議に行き詰まると、労働組合との対話を拒み、そのような姿勢がもとで労使紛争に発展して労働組合の行動権の行使に繋がっていました。
◆ 歴史的な成果を闘いにより実現 ◆
B社争議の解決以降、京都地区の業界再建に向けて労使で取り組みを行ってきました。
京都協組の悪しき体質の温床となっていた執行部体制の刷新、京都協組エリア内で安値販売を行っていた洛中協とOUT社が適正価格での販売を目的に結集。京都中央生コンクリート協同組合を発足させるなど、歴史を塗り替える大きな成果を上げました。
◆ いかなる闘いも必ず勝利するぞ ◆
ところが、K生コンの社長は、労働組合との距離を縮めるどころか、自ら倒産への道を選択したことは明白であり、今回の破産申請に繋がったと考えています。
京津ブロックは、組合員全体の問題であるととらえ、今後いかなる妨害があろうともこの闘争を最後まで継続します。
【 くさり7月号より 】