連帯ユニオンは、各ブロックでビラ設置活動を継続してきました。今回、その地道な運動の裾野を広げる取り組みで議員ネットや市役所の担当者の協力を得ることができました。

連帯ユニオンでは、労働者や社会的弱者が出入りする施設（男女参画センター・勤労会館・市役所など）に労働者の権利についてのオルグビラ・母性保護ビラなどを継続的に設置する取り組みを進めてきました。

ところが、「労働相談があれば連絡先を伝えますね」という協力的な施設がある反面、ビラの設置を拒否する参画センターや市役所があります。

拒否する地域に住まわれている人々の中には、パソコンもなく携帯での検索などができない人もいます。時間的にも金銭的にもゆとりのない社会的弱者が救済の情報を得るチャンス摘み取られてしまうのです。

そこで、ビラ設置をスムーズに行えるように、改善策として議員ネットや地方本部の人脈を活用した取り組みを始めました。

議員ネットに協力を求めるチラシを作成し、ビラとセットで議員ネット代表の戸田議員に送付。戸田代表の賛同と全面的協力を得ることができ、２月２３日に門真市役所で女性生活部の次長と市民生活部人権女性政策課の担当者（女性２名）を紹介していただきました。

ビラ設置の取り組みについて対話することで、ビラの内容や設置の取組みに共感していただき、当日中に、女性担当者から「市役所内と地域内の設置可能な所すべてで許可を取ったので、いつでも追加ビラを届けてください」との連絡が入り、市役所内外６ヵ所へのビラ設置が可能となりました。

再度ビラの設置に出向きましたが、門真市役所内や近隣施設の全ての設置箇所で快く対応していただき、スムーズにビラを設置することができました。

今回、議員ネットとの連携と市役所の女性担当者の協力により、ビラ設置拡大の前例を作ることができました。今後も、議員ネットと連携し、各エリアのビラ設置可能な施設を拡大させていきます。

それにより困っている社会的弱者が一人でも多くビラを手にできるようにしたいと考えています。

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