初夏を思わせるような好天に恵まれた４月24日、ＲＥＮＴＡＩＦＥＳＴＡ２０１６が万博記念公園お祭り広場で盛大に開かれ、組合員と家族・友人・市民など合わせて１万人が集まり、賑やかに交流した。 　ＦＥＳＴＡは実行委員会主催のもと、セメント・生コン・圧送関連業界が協賛し、吹田市・兵庫盲導犬協会・（財）大阪交通災害遺族会・大阪ユニセフ協会などが後援。今年は〝輝く未来へみんなの笑顔が平和の証〟をテーマに、ステージと会場が一体となって熱演と熱唱に酔い、大空に歓声を響かせた。

関生太鼓の響きとともに開会したＦＥＳＴＡは、各界から多彩な来賓が列席するなか、武洋一書記長の司会で第１部式典を進行した。

冒頭、参加者全員で熊本地震犠牲者を悼んで黙祷を捧げた。

次に主催者を代表して挨拶に立った武建一関生支部執行委員長は参加者にお礼を述べた上で、「先日発生した熊本地震で大きな被害が出ている。被災者に心からお見舞い申し上げる。地震で最も心配なのは原発事故。直ちに再稼働をやめ、全原発を廃炉にすべきだ。
　今、安倍政権は沖縄の民意を無視して辺野古新基地建設を進め、ＴＰＰ参加や消費増税など国民を苦しめる政策を進めている。私たちはこれらの政策に断固反対し、国民の暮らしを豊かにするために闘う」と述べた。

続いて、各来賓が挨拶。「盛会を心より祝す。安倍政権は年金積立金を株式で運用し６兆円もの大損を出している。こんな暴走を許してはならない」（参議院議員・尾立源幸）

「労働組合などのつながりはいざというときの『命綱』になる。今日はぜひ新しい絆をつくってほしい」（衆議院議員・辻元清美）

「参院選では『オール沖縄』の候補者として沖縄の民意を代弁するために立候補する。この闘いに勝利して安倍政権を打ち倒そう」（元宜野湾市長・伊波洋一）。

第２部のステージは、ＫＹＯＨＥＹ・廣川陽子による軽妙な司会で進行。音楽家ユニオンステージ、渡辺千賀子ライヴ、韓国伝統芸能、ハワイアンダンス、キャラクターショー、子ども抽選会、Ｏｂｅｎｔｏ Ｉｄｏｌｅ（オベント イドール）・明日香・ワタナベフラワーライヴ、徳之島ステージ、ＡＴＴＡＣＫＤＥＭライヴと続いて会場はヒートアップ。

メインのＭＩＮＭＩライヴでは大勢の観客がステージを囲み、盛り上がりは最高潮に。

また、お楽しみ抽選会では、「旅行券10万円分」など豪華賞品が盛りだくさん。

当選番号発表の度に歓声とため息が漏れた。

各出店も大盛況。

気温が上がったこともありビールやジュースが飛ぶように売れ、定番の焼きそば・たこ焼・からあげなども大人気だった。

また、今年初めて出店した植木団地労働組合は盆栽を販売。

その他会場では、子どもコーナー・労働相談・パネル展示・フォトコンテスト・車輌展示などを開催。

組合員・家族で賑わい、笑顔が溢れた。

さらに会場では４月14日に発生した熊本地震の被災者支援カンパを実施。

この日だけで２１５，７８７円が集まった。

加えて、現在、全国各地で取り組まれている「戦争法の廃止を求める２０００万人署名」を各ブースで呼びかけ、多くの署名を集約した。


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