『関西地区生コン支部労働運動50年―その闘いの軌跡』をワクワクしながら拝読いたしました。 身近なところにありながらほとんど分かっていなかった関生支部の闘争史。読めば読むほど、労働者の偉大さをあらためて感じました。あわせて、私の生きてきた人生など比べるに恥ずかしいものだと恐縮するばかりでした。 結成から今日までの闘いは、労働者のため、人間の尊厳を賭けたものだったと言えます。関生支部の闘いの歴史を超えるほどの労働運動はあるでしょうか。50年間、安息の時はなく、絶えず資本の搾取・権力の弾圧と向き合ってこられた皆さんに敬服いたします。 建設業界というのは良くも悪くも日本経済の柱、根幹です。 思うままに私腹を肥やしていた資本家にとって、関生支部の産業政策は絶対に認めることはできないものだったでしょう。 だからこそ、組合つぶしは当たり前、時に「命を取ってでも闘いを潰してしまえ」となるのです。巨大なセメントメーカーにとっては、労使が一体で業界秩序を守ろうとすることなど許すことはできないのです。 そして、皆さんの闘いは、海を越えて建設労働者の国際連帯をつくり上げました。 さらに、50年間、関生支部の活動を支えたのは何であるかと考えたとき、支部役員だけでなく、組合員、家族を含めた一体感にあると思いました。 学習活動や文化活動はもちろんですが、特筆すべきは、結成以来34年になる家族クラブ「あさがお」の存在です。 【関生支部第1回目家族交流会の様子】 それらの活動があったからこそ、何事が起きても動じない固い団結が生まれているのだろうと感じました。 引き続き、関生支部に宿る「抵抗と闘いの琉球の島の遺伝子」が、水脈となり、次世代を担う後輩たちに受け継がれていくであろうことを確信します。 南大阪エリアで、共に活動できることを誇りとしながら、労働者の権利擁護・反戦・平和を掲げて闘うことを決意します。
建設業界というのは良くも悪くも日本経済の柱、根幹です。
思うままに私腹を肥やしていた資本家にとって、関生支部の産業政策は絶対に認めることはできないものだったでしょう。
だからこそ、組合つぶしは当たり前、時に「命を取ってでも闘いを潰してしまえ」となるのです。巨大なセメントメーカーにとっては、労使が一体で業界秩序を守ろうとすることなど許すことはできないのです。 そして、皆さんの闘いは、海を越えて建設労働者の国際連帯をつくり上げました。
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全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部 〒550-0021 大阪市西区川口2-4-28 TEL06-6583-5546 FAX06-6582-6547 E-mail web@rentai-union.com 個人情報の取り扱いについて 及び プライバシーポリシー