☆劣悪な労働条件を一掃しよう☆

清掃・産廃職場の統一要求書づくりは関生支部時代の２００９年に着手し、今春闘で８回目となる。清掃関連職場の特徴は、相対的に低賃金であり、週４０時間であっても１日の労働時間が短く休日が少ない。

そのため、統一要求を①最低賃金制度として年間総支給額４５０万円以上、②週休２日制、年間休日１０４日、③年末年始、盆及び大型連休に繁忙手当日額１０００円、④業務に必要な物品の支給などとした。

医療・介護職場では、職員が感染症にかかると出勤できないことから、統一要求にインフルエンザ、ノロウイルス、肝炎等に感染したときの特別休暇制度の確立を掲げている。

そして、３部会共通の要求として、時間給制の組合員の最低賃金制度として時間給１５００円以上とした。

これは、年収２００万円以下で働くワーキング・プアの一掃はもちろんのこと、憲法第２５条「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」の “最低限度の生活”からほんの少し豊かな生活が営める賃金が時間給１５００円以上だと考えたからだ。

☆来春闘では一緒にパレードを☆

関クラ支部は、将来的には関生支部のように集団交渉で春闘を決着させることを目指すが、今はまだ発足したての小さな労働組合だ。

１６春闘は個社交渉となるが、持てる力を集中させて成果を出す。来年の自動車パレードには関クラ支部関係の車両も参加させたい。

関生支部みなさまのご助力・ご支援をお願いします。

【関クラ支部書記長】