大阪労働学校・アソシエは関西地区生コン支部50周年記念事業の一環として設立。学働館・関生（３階）内に設置した。

21世紀を担う人材の育成と労働運動・協同組合運動などの活性化を図る教育・研究機関として発足し、社会変革に役立つ基礎学力を培っていくと同時に、世界の労働運動との交流、協同組合などの社会的連帯経済の発展、研究・実践に寄与する。

同日17時から第１回総会が開催され、会員（16団体）を確認し、事業計画および新役員体制について議論した。その結果、代表理事には関生支部・武建一委員長が、理事長には生田あい氏が就任。総勢16名の役員体制を確認した。

さらに、総会後には４階ホールで設立記念レセプションが開催された。

このなかで、武代表理事は「この労働学校は、労働組合・経営団体・学者・地域団体が共同で立ち上げた。この学校で学生には資本主義を批判する力を身につけてもらう。そして、それを労働運動や協同組合運動、政治運動などに活かしてもらう。そのために、教室だけではなく、職場・闘争現場や地域での実習を計画している。さらに、学生を指導するのは第一線の専門家だ。この学校で次代を担う人材を育成したい」と挨拶した。

本山学長は「人々がネットに依存し、活字を読まなくなった。それにより、先人がつくった理論が忘れ去られている。世界中でコミュニティーが壊れていくなかで、それに対する抵抗力が弱まっている。ここで踏ん張らなければならない。この学校は閉じられたものではなく、変革の理論や実践を世界に発信していくことを目標としている。
　さらに、この学校に研究室を設置する。そこに様々な場で苦闘する人々に集まってもらい、研究・発表を行っていきたい」と展望を語った。

その後、高井理事の発声で乾杯。会食しながら交流を深め合った。

【会食をしながら懇談を深める】

労働学校・アソシエホームページアドレスはこちら
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http://www.ols-associe.or.jp/