９月30日、第19回近畿バラセメント輸送の協同組合総会がアソシエ会館で行われた。総会では、現状報告と今後の課題などが提案された。

大阪での生コン業界再建で生コン価格の適正化が進めば当然バラセメント輸送運賃の適正化が見えてくる。

この総会では、現状報告と今後について加盟企業と議論し、事業運営を確認した総会となった。

総会後の懇親会には、関連６労組も参加。冒頭に理事長が「メーカー主導の先方取引車が増えるなか、今期は90％以上の組織化（協同組合加入バラ業者）を目指す。

そうすることでセメントメーカーに対する発言力も出るし、安定したバラ輸送業界が構築できる」と発言した。

これは我々が進める業界再建と一致するもので、労使一体となった業界再建運動が生コン同様、バラセメント輸送業界でも展開できる。

近畿バラセメント輸送の協同組合がこの総会をもって新たにスタートしたことになる。

協力関係をますます強化化させ、まだ、加盟していない業者に対してのオルグ活動を精力的に行い、組織拡大を実現しなければならないと感じた。

その他、協組内での事業活動の実施状況を確認し、産業の民主化を労使でつくり上げることを確認してで総会は終了した。

（くさり11月号より）