冒頭、闘いのなかで逝去した仲間に対して黙祷を捧げた。

次に、主催者を代表して武委員長が挨拶した。

「関生支部は結成以来、血を流し、涙を流しながら資本・権力と果敢に闘ってきた。そのなかで大切にしてきたのは『他人の痛みは己の痛み』の精神。 記念碑にはその精神が込められている。この碑は支部結成50年を記念したものではあるが、それにとどまらず、生コン産業に関わった全ての人々にひらかれたものとして、この産業の今日までの発展を静かに振り返るための場所にしたい。先人に思いを馳せ、新たな闘いに踏み出す。今、業界は混乱から安定へと大きく踏み出した。今日は歴史的な記念日として永遠に記憶されるだろう」と語った。

この後、各界の代表者によって除幕が行われ、「誓い」「他人の痛みは己の痛み」と刻まれた「生コン碑」が姿を現した。

（くさり11月号）