第1部では、本山美彦京都大学名誉教授の基調講演があり、先人が切り開いた歴史や労使が共に苦難を乗り越える意義や展望が綴られた本書に賛辞が贈られた。 第2部では、本山美彦名誉教授・武建一代表理事・ 高井康裕理事長・小田要理事・増田幸伸理事の5名によるパネルディスカッションが行われた。
地域貢献した歴史 協組運動の意義を その中で、川崎造船争議で労組の委員長であった賀川豊彦と、社長であった平尾八三郎が後に意気投合して神戸の生活協同組合・甲南中学・甲南病院を作ったことを例示。労使が協力して地域に貢献した歴史と重ねて、協同組合運動の意義が強調された。
敵対関係で混乱に 社会性ある運動を
最後に、武代表が「生コン業界でも労使が敵対関係にある時は混乱し、労使が協力している時は安定するという歴史がくり返されてきた。 今、混乱している大阪地区も労使が協力すれば短期間で再建できる。本日は再建に向けた決意を新たにする集いだ。さらに、今後は労使で社会性のある運動を行おう」と呼びかけ、セミナーが締めくくられた。
くさりNO.775より
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