紀州路の稲田も黄金色に波打ち、実り豊かな秋の深まりが訪れる10月25日、記念すべき和歌山県生コンクリート協同組合連合会10周年記念レセプションが和歌山市のホテルグランヴィアで開催された。


10年間を振り返り　～ 積み上げる10年に～
10年を一昔と例えるなら、関係各位の並々ならぬ努力と英知の結集の一区切りではないだろうか。
この10年をこれからの10年として、さらに研鑽を積み上げていくための決意を新たに各界代表からの挨拶があった。
冒頭に連合会代表から協同組合運動を支えた各労働組合と協同組合員に対して御礼の言葉が述べられ、共生・共同の精神でさらに歴史を積み上げていきたいとの決意が表明された。

協調して業界再建 　 業界の発展に激を　

武建一執行委員長

次に、関生支部の武建一執行委員長から中小企業の砦としての連合会が10周年を迎えるに当たって、数々の困難の中から今日の協同組合連合会が成し遂げた業界再建運動の意義と成果とセメントメーカーの策動についての報告があった。

地域の産業の活性化、雇用を守る
セメントメーカー支配でなく、中小企業主導に変える事によって地域産業を活性化させ、多くの雇用を守る事が出来る。　労使の対決路線を協調路線に変え、力を合わせて業界再建に取り組んだ結果として大きな成果が得られた。和歌山の業界再建運動の取り組みは全国モデルになっており、相互扶助によって得られた大きな成果を今後の糧とされるようにと業界に対する熱い檄が送られた。

くさりNO.775より