5・10生コン支部への不当な家宅捜査に対する抗議声明
5月10日12時40分頃に突如として生コン支部へ不当な捜索がされた。 捜査容疑は、生コン支部が偽造有印公文書行使・詐欺を「指示・計画」した容疑として、生コン支部事務所及び15名の組合員宅、自家用車等計27ヶ所が家宅捜査された。 まず捜査容疑そのものが、全くのでっち上げである。生コン支部が偽造有印公文書行使、詐欺を「計画・指示」した事実は全く存在せず家宅捜査については「寝耳に水」であった。 今日まで判明している事は、生コン支部加盟の日々雇用組合員が障害者手帳を偽造活用し、高速料金の割引制度を不正利用していた生コン支部とはなんら無関係な私的事件であるにも関わらず、あたかも生コン支部を捜査し、マスメディアに誤解を与える情報を流した警察の意図は生コン支部のイメージダウンを狙い行った捜査である事は明白である。 現に生コン支部事務所からは、何一つ押収物は無く、個人の行った事件と結びつける物は、全く無い事が明らかになっている。 我々の態度は、日々雇用組合員が、不正に障害者手帳を偽造し、高速料金をごまかした行為は、弱者救済制度を悪用した破廉恥極まりない恥ずべき行為と言う立場である。 生コン支部組合員のモラル欠如は言うまでもなく社会的にも厳しく指弾されなければならない。 しかし、警察権力が今回の事件を生コン支部組織が「指示・計画」したとする不当な事務所捜査に事実を検証せず、裁判所が令状を発行した事は、断じて許す事の出来ない行為であり、今後責任を追及する。 生コン支部組合員が個別、個人で引き起こした事件を組合組織に関連付ける今回の捜査、マスコミ報道に対して断固たる抗議を行う。 しかし、数多くの組合員が不正行為を働いていた事実について極めて遺憾であり、更に生コン支部執行部として今回の事件が発覚するまでその事実を把握出来ていなかった事実を重く受けとめ、組合員がかかる不正行為が無いよう指導強化すると共に、「指導責任」を痛感している次第である。 本来、組合員と支部執行部との信頼関係と強固な団結があれば、この様な事件は未然に防げた事を生コン支部執行部として厳しく反省する必要がある。 事件を引き起こした組合員は、今回の事件を真摯に反省し、更正する事を求める。 生コン支部は、今回の事件を真摯に受けとめ、組合員と執行部との団結強化を深め組合員のモラルと組織性を更に高め生コン支部の戦闘性を高める為に今後も奮闘する決意である。 2010年5月13日 全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
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