「斉藤建材事件」で不当逮捕・勾留されていた湯川執行委員をはじめ4人の執行委員・組合員たちが8月10日夜8時18分、大阪拘置所を出所。5月8日、大阪府警に不当逮捕されて以来、95日ぶりの笑顔で就労後に駆けつけた大勢の仲間たちに迎えられた。
全国的な運動を展開
8月10日夕、「保釈決定」の吉報を聞いた大勢の仲間たちが続々と大阪拘置所前に結集。「一刻も早く出所を」と願う仲間たちが待ちわびる中、暗闇の中から4人の姿を確認するや、大きな歓声が響き渡る。出所後、仲間たちは喜びの涙で抱き合い、固い握手を交す姿が真夏の夜を彩った。
保釈の喜びに沸く仲間たちは口々に、「連日の支援・激励の宣伝が励みになった」「弁護団の献身的な努力と仲間の支援、全国の仲間が一体となった反撃が今回の保釈となったことに感謝」「無罪判決を勝ち取り、斉藤・バニッシュ闘争勝利に全力を尽したい」と決意を語った。
連帯労組は今回の4人の仲間たちの保釈を機に、この弾圧が、一連の関西地区生コン支部事件の一環として仕組まれた卑劣な権力弾圧事件であること。この弾圧に対する反撃を通じて、斉藤一族の暴力的な組合弾圧と人権侵害に対する勝利の道を切り開くこと。この真相を広く社会に発信し、事件を演出する大阪府警と大阪地検の卑劣な狙いと体質を一層明らかにする方針を確認している。 |