全日建連帯労組関西地区生コン支部
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労使の共同事業推進と支援強化
 2月20日午後、関生支部の支援組織であるKU会の第3回通常総会が三井アーバンホテルで盛大に開かれた。総会はこの1年間の活動経過を報告・総括するとともに、新たな活動計画と役員態勢を確立。決意も新たにより一層、労使の共同事業と関生支部に対する支援活動を強化することを確認しあった。
 総会は、牛尾会長が議長として議事を進行。事務局から第2期事業報告と決算報告、及び第3期事業計画と予算を提案し、参加者で確認した。事業報告では、関生支部が権力弾圧下にあったことを反映し、活発に支援活動を行ったことを確認。勉強会を年に3回開催し、そのパンフレットを制作・配布、署名活動、各種行事の支援、インターネットや機関紙による情報発信や宣伝など、側面から関生支部を支えてきた実績が示された。
 新たな事業計画では、重点政策として組織拡大や研究事業に取り組むこと等を提案。具体的には、関生運動の産業政策運動を研究し広く社会に発信するというもので、関生支部が推進してきた「関生型運動の全国化」とも連動する。総会は、牛尾会長以下新たな役員態勢を確立して終了した。

「ギブアンドテイク」が基本
 総会後の記念講演にたった武委員長は、いま業界が実行しなければならない4課題(1)歴史から学び、未来を志向する、(2)約束を守り実行する意味を理解するべき、(3)労使の政策闘争は一方通行であってはならないこと、(4)協同組合の基本理念を理解した運動を追求すること)を提起。労使の政策闘争はギブアンドテイクが基本であるが、今の業界・協組にはそれが欠落していること。今春闘では「適正生産方式、あるべき賃金、週休2日制」など業界が実行すべき課題の速やかな履行を求めた。
 記念レセプションでは、和田貞夫・協同組合大阪中小企業センター理事長が乾杯音頭を執り、「労使が一体となって健全経営ができるよう、KU会の発展を」と発声。労使が賑やかに懇親・交流を深めあった。

※ 写真上=KU会の新役員  写真下=記念レセプション

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