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2019新春旗びらき

見出し

 1月12日、「2019新春旗びらき(近畿地方本部・各支部共催)」が学働館・関生で行われ、各界来賓・組合員・共闘団体・議員・業者団体など250名が結集した。第1部では主催者や来賓が挨拶し、第2部ではお楽しみ抽選会などの催しを開催。労組つぶしに奔走する大阪広域協組、それと一体となって弾圧を仕掛ける国家権力との闘いに勝利し、業界正常化を必ず実現するとの決意を新たにした。

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 ■反動政治に対峙し、春闘を果敢に闘う■


 旗びらきは若さ溢れる関生太鼓からスタート。

 はじめに近畿地本・垣沼陽輔委員長が主催者挨拶を行った。 垣沼委員長は「昨年、安倍首相は改憲の具体的手続きを進めようとしたが、衆院憲法審査会幹事(当時)であった下村氏の暴言によって憲法審査会が開催できないという状況に。安倍首相が設定していたスケジュール通りには進まない事態になっている。改憲策動について今月開会する通常国会を注目したい。
 さて、今年は『選挙の年』だ。4月には統一地方選がある。維新は、統一地方選挙と同時に大阪府知事選・大阪市長選を行い、そこで勝利したうえで『都構想』実現のための住民投票を再びやりたいと言っているが、自民党・公明党すらそれに反対している。
 そうしたなかで私たち労働者にとって大きく関わる『働き方改革』が開始される。年収1075万円以上の労働者は残業代ゼロで労働時間規制が実質的にはずされ、これまで以上に長時間労働を強いられる。また、正規労働者と非正規労働者の待遇を均等にすると謳ってはいるが、『実際には、正規労働者になっても賃金・労働条件のほとんどは非正規のときと変わらない』と専門家が指摘している。これでは格差がなくなるはずがない。
 私たちは、これらの問題を踏まえ、19春闘を果敢に闘い、賃金・労働条件の向上を勝ち取っていきたい。さらに、武委員長をはじめ、勾留されている仲間の早期保釈に向けて組織をあげて取り組んでいく」。.

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 ■反弾圧の輪を広げ、闘いを前進させる■

 続いて関生支部・武洋一書記長が挨拶した。

 洋一書記長は「2005年、権力弾圧のなかで武委員長は旗びらきに出席できなかった。今回、昨年末までに勾留されている仲間全員を奪還しようと取り組んだが叶わず、非常に残念だ。しかし、勾留されている仲間は、弾圧に屈せず次なる闘いに向けてエネルギーを蓄えている。早期に保釈を勝ち取り、一日も早く、ともに闘う日を迎えたい。
 さて、関生支部は結成から53年の歴史を刻んでいる。運動が前進するとき、必ず権力が弾圧を仕掛けてくる。1980年代、2005年、今回も同様だ。
 近畿の生コン関連業界がひとつになって大企業の収奪を抑制し、対等な取引関係を実現するために尽力。適正価格・安定供給・品質保証・労働条件改善という大きな成果をあげつつあった。この運動がこれから近畿のみならず全国に広がる、その矢先の集中的な弾圧だ。これは国家権力の危機感の表れであり、裏を返せば私たちがそれだけ価値のある運動をしている証でもある。
 ゼネコン・セメントメーカーはこの弾圧を『絶好のチャンス』と喜んでいる。生コン関連業界を支える関生支部が攻撃されている間に中小企業を分断しようと狙っているのだ。しかし、関生支部は決して潰れない。弾圧を糧にして団結をさらに強化していく。
 特に業者の方々には2005年の弾圧で何が起きたのか思い出してほしい。当時、値下げ競争に歯止めがかからなくなり、生コン価格が大幅に下落して各社とも経営危機に直面した。労働者にとっては賃上げゼロ、土曜休日もなくなった。決して関生支部だけが被害を受けたのではない。この過ちを繰り返してはならない。
 今年、関生支部は『猪突猛進』の言葉のように、業界正常化の実現に向け全力を尽くす」と決意を述べた。

  ■飛躍を誓って乾杯。歓談し交流深める■

 この後、各界来賓の挨拶、さらに鏡割りと続き、韓統連大阪本部・金隆司(キム・ユンサ)代表委員の発声で乾杯。歓談しながらともに交流を深めた。


  【 くさり2月より 】


  

 

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