農共食育プロジェクト
●農業・漁業にふれ地域と共に事業展開●
今、日本の各地方は、若者が少なく、高齢者が多くなり「限界集落」とも言われ、行く末に希望が持てない状況下にあります。この改善には、若者に希望を持てる仕事おこしと魅力ある文化活動ではと考え、関生支部は、その典型を徳之島で創る計画を実行しています。
徳之島は、キューバと同じ緯度と言われ「常夏の島」です。太陽と水、土地に恵まれた所です。マンゴー、バナナ、パッションフルーツなどの果物や魚、農業、森林に恵まれ、新にコーヒー豆やココア作りも考えられます。
また、トライアスロン全国大会もあり、金メダリストの高橋尚子ロードなどアスリートのメッカです。
関生支部は「農共食育プロジェクト」を第53回定期大会で立ち上げました。生産者と消費者にも共感でき、環境や健康にも良く、持続可能な事業を展開し、雇用創出します。
当面、本年10月に完成した「徳之島捧歌・母なる島」を来年4月に全国発表します。この歌の制作には、徳之島岡前集落出身の武建一委員長も名を連ねています。この歌を通じて関生支部と徳之島の全国化を目指すものです。音楽を通じ全国の仲間とコミュニケーションを高めることであります。
また、来春には関西より青年2名を徳之島に3年間派遣し、島の仲間と共に、自然環境に優しい「島起こしプロジェクト」をスタートさせます。
2018年の大河ドラマは西郷隆盛のようです。西郷隆盛が2度目に島流しをされた地は徳之島の岡前集落です。タイミングの良い時に徳之島の活性化を実現することになります。
【 くさり12月号より 】