家族クラブあさがお
11月4日(土)参議院議員 福島みずほさんが主宰の 「みずほ塾in関西」3回目に参加しました。
講師は荘保共子さん・大椿裕子さんでした。
★貧困と格差・人が大切にされる政策の実現をめざして★
福島みずほ議員は国政状況、憲法改悪など9項目について話されました。
内閣は8月に発足してまだ1度も所信表明演説をしてない。権力は国会軽視になっている。
税金の使い道を変えないと社会保障の負担増と切り捨て、年金の切り下げ、生活保護の切り下げと法改悪、医療負担増、介護の改悪、負担増になる。雇用は、労働法制の規制緩和、派遣法の改悪で非正規雇用が4割、その内女性は54%です。
みずほ議員は下部構造を変える事で 国会をやりたいと話されました。
こどもの里の荘保共子さんは、親とは住めない子供達の国民からも行政からも差別され、蔑視され、排除されている現状の映像を説明しながら、話をされました。
「社会制度の変節がもたらす生活困難」へ着目する必要がある。親が非正規労働者、不安雇用で一人親家庭が増え、その子供たちに特に貧困が集中している。高齢者にお金を出せるのに、なぜ子供達にお金をかけないか訴えていました。胸が痛くなりました。
大椿裕子さんは教育合同の教育現場で働く労働組合の委員長で 非正規労働者が2016年2023万人いる中、派遣法改悪で自殺者が出ている問題に触れ、残業時間1ケ月の上限100時間以下に持っていきたい。「解雇の金銭解決」制度ではなく、原職復帰を前提にさせる。個人では解決出来ないことも、労働組合であれば解決出来ると労働法制が改悪している中、労働組合の必要性を訴えました。
3回を参加して専門用語に戸惑いながら 講師がお話しされた厳しい状況を実感しました。
【 記事:家族クラブあさがお参加者 】